勇者ユタノは旅をしている。仲間と共に楽しい旅をするために、目的地王都オルティアを目指し近隣の町ポトロノに向かって歩いていた。
しかし旅もそんなに簡単に進むわけもなく…
ユタノ「腹減った~!もう死ぬ、ダメポ」
ユタノは勇者の剣を手に入れた後、金剛山で食糧すべてを崖下に落とし、餓死寸前まで追い込まれていた!
ユタノ「ヤバい…もう無理…倒れる…」
ユタノは道半ばで倒れることになり、夢を叶える事ができなかった……。とはならず、近くに住む農民に助けられ、農民の家で飯を食べる事になった。
ユタノ「うめぇ、うめぇよー!死ぬかと思った!」
農民「あんまガツガツ食うと喉詰めるっぺよ。」
ユタノ「ありがと、おじさん。所でここどこ?」
農民「ここは ポトロノちゅう町でな、王都オルティアにかなり近い町じゃ。」
ユタノ「ここがポトロノ?」
農民「ここは詳しく言うとポトロノの門外じゃ。入りたいんなら招待状だすべ。」
ユタノ「ほんとに!ありがとおじさん!ご馳走さま!」
農民「まずポトロノ内に入ったら領主様の所に行くんじゃぞー。」
ユタノ「ありがとー!」
農民「いやはや、まさか勇者様じゃたか。しっかり領主様の所に行って招待状だすかのう?あれないと領主邸入れないからのー。って言ってる傍から忘れてる~!?」
勇者ユタノの旅はまだ続く。
そして農民の苦労もまだ続く。
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