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ちょっぴり悲しめどころじゃないかも。
らぶすとーりーいきます!!(knfmです)
病名などは速攻で考えたやつです
side:fm
「大きな腫瘍が見つかりました。手術して取り除くことも可能ですが、成功する確率がかなり低く、
でも今のままでは、3ヶ月後には生きてる確率が、10%です」
fm「おれあと生きられるの3ヶ月ってことですか?」
「10%を外してしまえば、はい。手術を受けても、定期的に病院に来なければならないです。」
fm「あぁ、はい。」
「今度、どなたか、説明できる方連れてきてください。」
fm「わかりました。」
まだ生きたい。死にたくない。
でも、手術を受けても、成功率は低い。
だったら今を生きる方が。
俺は涙を堪えながら、家に帰った。
fm「ただいま。」
kn「おかえり!」
kn「どうだった?」
fm「異常なし」
kn「よかった。これでこれからもいちゃいちゃできるね」
fm「やめろ、はずい」
kn「えぇ〜照れ照れ照れっ子ちゃんめ」
fm「眠い。寝かせて。」
kn「わかった。おやすみ。チュ」
fm「ん。」
今は嘘をつけても、いつかは言わなければならない。
fm「はぁ、おはよ、健人、」
kn「おはよう風磨。」
kn「朝ごはんの準備してくるわ。」
fm「わかった」
聞かないと、言わないと。
fm「ねぇ、この日暇?」
kn「あーこの日はドラマの収録入ってる」
fm「わかった。」
kn「ごめんね」
fm「ううん」
病院検査当日
fm「おはよ、」
kn「んおこしちゃった?」
fm「ううん、大丈夫」
fm「行ってらっしゃい」
kn「行ってきます」
俺は勝利に電話した。
fm もしもし勝利?
shr どうしたの?
fm 今日さ、暇?
shr んーまぁ
fm 病院行くんだけど付き合ってくんない?
shr わかった
fm 車出すから待ってて。
勝利の家の前についた。
そのまま、いろいろ喋りながら病院に着き、先生に説明してもらった。
「風磨さんの、心臓の近くに大きな腫瘍が見つかって、このままだと3ヶ月後に生きてる確率が
10%、手術は、受けることは可能ですけど、成功する確率がかなり低く、成功しても
定期的に病院に来なければならないです。」
shr「は、い」
「説明は以上です。質問したいことがあれば、教えて下さい」
shr「ないです、」
「わかりました。では待合室でお待ちください」
shr「はい。」
そういって勝利は出てきた。
shr「ねぇ、どう言うこと?」
fm「そのままですよ。」
shr「みんなには?」
fm「話したと思う?」
shr「話してないの?、健人くんにも?」
fm「はい。」
shr「はぁ、風磨くん、手術受けよ?」
fm「受けても、成功する確率低いし、失敗したら死ぬし、だったら今の時間を楽しみたい」
shr「……風磨くんはすごいや、なんも言えない。」
fm「うっしゃ帰るか」
shr「ねぇ、風磨くん、僕の心の中からはいなくならないでね。」
fm「もちろん」
それから俺は、入院と言われるまで、楽しく過ごした。
でも、時間は止まってくれやしない。
ある日俺の体は限界に近くなったんだろう。
kn「風磨〜夜ご飯食べるよ」
fm「わかった」
この時の俺は、腹が減ってなかった。
でも中島に心配させるわけにも行かず、無理やり食った。
そして、寝る前、いつも通り、抱かれた。
そのまま飛んだが、深夜(朝)
目が覚めてしまった。吐き気がする。
まずいと思って、すぐトイレに駆け込んだ。
吐いた。体の中の全てがなくなってしまう様で。辛かった。
もう、吐くものがなくなったんだろう。でもまだ吐き気がする。
次の瞬間、俺は血を吐いた。吐血した。
まずいと思い、中島は起きてないから少し安心した。
落ち着いた時、トイレを流し、血を拭き取った。
ひとまず安心だ。
これが続くとなったら、まずい。
俺は、今日オフだと中島に行ったが、病院に行こう。
と思い、仕事が急遽入ったことにした。
fm「ごめん中島、行ってきます」
kn「俺は良いんだけどさ、菊池腰大丈夫?」
fm「へーきへーき」
fm「じゃっ」
俺は病院に行った。
「風磨さん。体が限界に近づいてきました。手術を受けないつもりなのであれば、1日でも長く生き
られる様、入院しましょう。」
fm「、っ、手術受ける場合は?」
「もう少し入院時期を遅めることは可能です。」
fm「、、、受けます。」
もう少しみんなといたい。そう思っていた俺と、
あの日勝利に言われた言葉を思い出しうけることにした。
一番最初に報告したのはもちろん勝利。
その他のメンバーにはまだ言ってない
shr ようやく受ける気になった!?
fm うんまぁ。
shr よかった、心配しないで!風磨くんには俺と、健人くんと、マリと聡がついてるから!
fm うん。
shr もう言ったよね?
fm あぁ、マリ聡健にはもう言った、手術を受けることも。
shr はあーよかった。
fm でもあんまり話題にはしないでくれ、誰かに聞かれてちゃ困る。
shr わかった。
俺はまた嘘をついた。でもこれで良いんだ。成功すれば、無かったことになる。失敗すれば俺は死ぬ
fm「ただいまー」
kn「おかえり、あああもう風磨不足」
fm「たったこれだけだぞ笑、お前俺が死んだらどうなるんだよ、」
kn「俺も死ぬ」
fm「嬉しいけど、笑」
入院するまであと1週間。
俺は中島にしばらく出張があるからいなくなると嘘をついた。
残りの1週間は、抱かれて、抱かれて、抱かれて、抱かれた。
こいつ愛が重いんだよ。まぁそれが良いんだけど。
入院する当日
fm「俺、明日からしばらく出張に行くから、帰ってくるって言った前日に、これ開けて。
でも、会いたくて、会いたくて、会いたくなったら、開けても良いよ」
kn「わかった。」
fm「じゃあ行ってきます」
kn「行ってらっしゃい」
あぁもうすでに会いたい。
side:kn
あぁ、風磨出張行っちゃった。
まぁ仕方ないよね。仕事だもん。
家にはしばらく俺しかいない。
会いたくてたまらなくなったら、もしくは帰ってくる前日に、これを開けるのか。
本当は今すぐ開けたい。けど絶対前日に開けた方が感動するから、我慢我慢。
はぁ、
風磨が手術を受ける当日 健人にとっては風磨が帰ってくると言った1週間前
健人は今、勝利と宅飲み中
kn「もう勝利〜風磨に会いたい」
shr「惚気ですか、でも無理じゃないすか、風磨くん今大変だし。」
kn「俺もう、広島まで行っちゃおっかな。」
shr「なんで?」
kn「え、風磨今広島まで出張だろ?」
shr「は?風磨くん今入院してますよ?」
kn「は?え、?入院って何?」
shr「風磨くん、今、余命宣告されて、入院してるんです。今日ちょうど手術日ですよ。」
kn「ちょっと待って、おかしいじゃん、」
shr「おかしいと思いましたよ、風磨くん大好きな健人くんが、風磨くん手術同日に宅飲み誘って
くるなんて」
kn「どこの病院?ってかそれ本当?」
shr「○○△△病院ですよ、こんな不吉な嘘つきません」
kn「ごめん今から行くわ」
もちろん、酒が入ってるため、運転はできない。タクシーで行った。
くっそ。なんで気づかなかった。言われてみれば、おかしいとこなんていっぱいあったじゃん。
ついた。
kn「すいません、菊池風磨って、何号室ですか?」
「風磨さんは、105号室ですよ。」
kn「はい。ありがとうございます。」
俺は急いで行った。
kn「ふうま、?」
いない。
kn「あの、すみません、ここの部屋の人って今どこに?」
「風磨さんなら、手術中ですよ。関係者の方ですか?」
kn「関係者というか、幼なじみです。」
「わかりました。風磨さんは、第二手術室で手術されてるため、待合室まで案内しますよ」
kn「あ、わかりました。」
次回続き