テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
第5話
オメガバース
001α 456Ω
🔞
___
ギフンは意識を取り戻した時、体に残る疲労感と、満たされたような空虚さが彼を襲った。彼の腕と足にはもう鎖はない。だが、それが自由を意味しないことは、ギフン自身が最もよく理解していた。
ヨンイルはギフンの髪を撫でる
001)おはようございます、ギフンさん。よく眠れましたか?
456)…ヨンイル、さん
スリッ…
ギフンはヨンイルの手に頬を寄せる
監禁部屋での生活は、以前とは一変していた。
ヨンイルは、ギフンの世話を甲斐甲斐しく焼き、ギフンは彼のする全てを、されるがままに受け入れた。
もはや、抵抗するという思考そのものが、ギフンの頭の中から消え失せていた。
001)では、ギフンさん。少し席を外しますね
456)…は、はい
ただヨンイルが戻ってくるのを待つ。そして彼が戻ってくると、ギフンは身体を寄せて、その温もりを求めた
456)ヨンイルさん、どこにも行かないで…..
001)ええ、私はどこにも行きませよ。ずっと貴方の傍にいます。
ある日、ヨンイルはギフンを連れて、初めて監禁部屋の外に出た。
456)よッヨンイルさ、ん….ガシッ
ギフンは戸惑ったようにヨンイルの腕にしがみつく
001)ふふ。大丈夫ですよギフンさん。
なでなで
456)…..///
廊下を歩き、開かれた扉の向こうには、広大な庭園が広がっていた。
456)わぁ….!
001)どうです、ギフンさん。気に入ってくれましたか…?これからは、ここも貴方の場所ですよ
ヨンイルの声は慈愛に満ちていた
001)別の場所にも行ってみましょうか
庭園を散策した後、別のエリアへと案内した。そこには、豪華な内装の部屋がいくつもあり、中には美術品や書物が並べられた書斎、最新の設備が整った娯楽室まであった。
456)す、すごい…!
001)ここは、私達の住まいです。これから私と共にここで暮らします
456)…はい、!
ヨンイルは広々とした寝室には、キングサイズのベッドが置かれ、窓からは穏やかな海の景色が一望できた。
ぎゅっ
001)あなたは、私の唯一の無駄ではなかった存在です。この世界を共に楽しみましょう
456)はい…!
今回はここまで‼️
第5話は、平和的な感じにしました
シているシーンとか残酷なシーンとか書きすぎると、書いている側も読んでいる側も辛いのでね🥲
【ここで1つ次回の予告】
次回はモブ登場してきます!😓
苦手な方はスルーで構いません。
でも、自分が書いた中で1番迫力ある話になってるっ‼️って思います笑
次回を読むには♡2000以上‼️
コメント
5件
楽しみにしてます!
あのあのあのもしかしなくても天才だったりします?
めっちゃすごい良い!!マジで、話がまとまってて凄すぎる……!!作品たくさん書いてるので、本当に尊敬する……!!ありがとうございます!!