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嫉妬

2 - ず っ と

♥

105

2025年05月17日

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やっと、放課後になったから屋上で30分も待って来ないから戻ろうとしようとした時

屋上のドアが勢いよく開いた。

「 すまん!類!遅れた! 」 「 …何してた?  

「 その、モブと話してたら忘れてしまったんだ! 」

「 へぇ~? 」

司視点

類との約束を忘れていて急いで行って事情を話したら

類の目付きが笑顔なのに少し怒ってるように感じた。でも気配はしない

「 あ、それで話ってなんだ? 」

「 話っていうのはね?…ニコッ 」

「 ひっ… 」

思わず俺は驚いた声を隠せなかった。笑顔なのに何故か怖い

しかも目が笑っていない。流石に怒ってると確信した

◇◆◇

突然、俺は片手を掴まれた。

「 逃げようとしないで最後まで聞いてね?…ニコッ 」

「 あ、嗚呼…ッ 」

俺は帰ろうとしても震えて足が動かない。それにしても俺が逃げそうになる話なのだろうか?

俺は、少し疑問を持った。


「 司くんは…僕のものになって欲しいんだ♡ 」

「 は、?冗談はやめろ…ッ 」

「 冗談?君はほんとに可愛い思い込みをするねぇ?♡ 」

「 僕はねぇ、ずっとずっとずぅっと…君が他の人と仲良くしてるのが嫌だったんだよ? 」

そう言われても俺にはそんな事わかるはずない。逃げようとしても手を掴まれて逃げれない

俺は震えてでも、力をなるべく入れて類の手を離そうとしたが…類の力が強すぎる

◇◇◆

僕はイラついてる。だけど司くんに八つ当たりしてもどうにもならない

なら、もういっそ…”僕のモノ”にしちゃえばいいと思った―

そうすれば司くんが他の人と仲良くしてるのを見なくていい…でもそうしたら

司くんはきっと逃げるだろう。僕は先の事を考えて行動をした

「 いくら手を離そうとしても君の力じゃ無理だよ。ニコッ 」

「 …イラッ… 」

俺は、余裕そうな顔をした類にイラついてしまった。確かに類の言う通りだ

俺の力じゃ類の手を離そうとしても離せない。そう思い諦めてしまった―

-第2話終了 -

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