テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
グロギー「博士!どうするのです?万華鏡が使えない今、我々は時間依存する他の道を取るしかないようですが。」カリス「…DR.GROGY。なんとかなるよ。僕には…その…自信がある。今時間を操作すれば我々は負けかねない。だから…直すのは後にしよう。」
グロギー「ですが…どうするのです?もう余裕が…」
カリス「いいや、大丈夫だ。のちに君にも伝えておこう。」
グロギー「承りました。では、失礼いたします。」
…
カリス「さて…ルアにはとある作戦を実行してもらいたいんだけど…」
ふむ?
カリス「君と似たような機種をたくさん用意してある。彼らの指揮を執ってもらいたい。」
問題ない。
カリス「君のハードウェアのデータベースを見てもいい?
CIAS ハードウェア基礎情報
頭部・胴体・四肢制御モジュール
Ver:9.34 開発:DR.KARRIS
頭部メイン制御ノード
Ver:9.8 開発:DR.KARRIS
サブ制御ノード:上に同じ
主運動制御モジュール
Ver.17.7 開発:DR.GROGY
論理処理最適化モジュール
Ver.29.99 開発:DR.KARRIS
防御系機構
主装甲厚:67mm
主シールド:KARRIS AEGIS
対改変防御機能
Anti-time-field
どうだ、見終わったのか?
カリス「うん、全部見た。やっぱりかなり強いね。」
カリス「もし君が危険に晒されるなら、僕が守らないといけない。」
製作者が危険を冒す必要はないだろう?ある程度防御はできる。
カリス「で、でも…」
何も心配しなくていい。
カリス「僕たちの全ての力を使おう。そして時間を取り戻そう。僕の作ったあれが暴走する前に。」
そうだな。
カリス「君は頭部ノードが吹き飛ばされなければ安全だ。もしもに備えてきみが修復できるように強制修復も入れておいた。これでたぶん安全。」
そろそろ行くか。