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赫side
夕飯を食べた後、いるまはいつもより静かだった。
珍しく食器も洗ってくれた。
いつもより優しいのが少し恐怖を覚える。
赫「なぁ、いるま」
茈「んー?」
赫「今日、なんか変じゃね?」
茈「なんで?」
赫「珍しく家事やってくれてるから」
茈「そんなことw、…気分」
赫「…、」
茈「それで言うとなつも少しおかしかったからな、今日…。」
赫「、?」
茈「…顔に出過ぎw、分かりやすいんだよ、お前」
ズキンっ
『顔に出すぎだろw、はいはいこれね』
ーー西日が差してる教室
ーー誰もいない
ーー誰かの笑い声
赫「…っ、」
茈「なつ?」
赫「、ッ大丈夫。少し頭痛くなっただけw 」
あの動画を見てから頭痛を起こしやすくなった。
そして頭痛と共に見える風景。
知らない風景。
けど、懐かしい気もする。
それが見えるのは決まっているまと話した時。
やっぱり何か関係が…
茈「疲れてるんじゃねーの?もしくは熱とか」
赫「…そーかもな、少し休むわ」
茈「おん」
学校
赫「らん、おはよ」
桃「…、はよ(ゲホッ」
赫「風邪ひいたん?」
桃「喉死んだ」
赫「確かにガラガラだな、声が」
らんが復活。
ちょうど昨日らんが学校に来たら聞きたいことがあった。
赫「なぁ、少しいいか」
桃「ん?ぇ?」
あんまり、人に聞かれたくないことだったので屋上へ呼び出した。
桃「俺、風邪ひいてるの知ってるよね?」
赫「…」
桃「無視かよ」
赫「少し相談したいことがあって」
桃「何?」
赫「…、俺の記憶が無い部分って何があったの?」
回りくどく聞かずストレートに聞いた。
LANは、少し戸惑いを見せている。
桃「え?w、どうした?急に」
赫「時々、ぼんやりと見えるんだ」
ゞ「中学みたいな学校の風景が」
身に起きたことは一応話したつもりだ。
LANは、フェンスに寄りかかり空上をみた。
桃「覚えてないんだったらそのままにしておく方が幸せだと思うよ」
赫「やっぱ、なんか知ってるんだな」
“そのまま”が一番キツイ。
見ている風景が懐かしいって思う自分がいる。
そして謎に”いるま”って言葉に敏感だ。
赫「もぅ…、っいいからさ。教えてくんねぇの…?」
桃「、っ!?…」
少し泣いてしまった。
それもあってかLANの視線が揺れた。
赫「俺は、何を思い出しかけてるの?」
低い声。
今にも壊れそうなほど弱々しい声。
LANは、少しだけ目を瞑りそして深く呼吸をして話した。
桃「何まで覚えてるんだ?」
赫「、!…事故にあって今の状態に至ることだけ、けど詳しくは分からない」
桃「…、そうだよ、確かに豪雨だった日お前は事故にあった」
赫「…」
LANは、そのまま下を向いたまま話した。
気まずそうな雰囲気が漂っている。
桃「その事故、お前だけじゃねぇんだ」
赫「、?」
桃「…っ、」
ゞ「”いるま”」
赫「…いるま?」
桃「あの事故にはいるまも関係している」
いるま、いるま…
あれか?あのいるま?
赫「(ズキッ)…っ、」
知らない人。
知らない声。
、じゃない!!
全部聞いた事ある。聞き覚えがあるものだ。
思い出したい。思い出したいのに…っ、
ただ、っ
頭が痛っ…
赫「…っ、(倒)」
桃「なつ!!??」
ぐらりと視界が揺れる。
俺は、気付かぬうちに気を失っていた。
ーー記憶の外側
P.S.
はい、生きております。死んでません。
テストもあって大変でしたw、
修正なんですけど、
大学生設定を高校生設定に直します。
すみません。
コメント
1件
もじさん、こんにちは☺️ 第9話読みました〜! 赫の“いるま”に触れるたびにフラッシュバックする頭痛、 それが「知らないはずの懐かしい風景」ってのがもう、切なすぎる…… らんに問い詰めて泣いちゃうシーン、すごく胸にきた😢 「そのままの方が幸せ」って言葉が逆に重いよね。 そして最後にポロッと出た“いるま”の名前、気になる……! 続き、気になりすぎてもうソワソワしてます🥀