7.『ちょっとづつ惹かれていく』
晴明『ご、ごめんなさい!大丈夫ですか?』
????『大丈夫だよ〜』
晴明『それなら良かったですって、ち、血まみれ?!ど、どうしたんですか?け、怪我したんですか?』
????『あぁ、これ血糊』
晴明『ち、血糊?』
????『友達を驚かそうとしてね!』
????『あっ!居た明くんってわぁぁあ!』
????『あっ、ほら驚いた子が言ってた友達!』
晴明『そ、そうなんですね』
晴明『あ、あの貴方たちは、、』
????『2年のたかはし明よろしく』
????『同じく2年の山崎誠だよ、』
包帯だらけだ
晴明『い、1年の安倍晴明です!よ、よろしくお願いいたします!』
たかはし『あっ、噂の』
晴明『ヴッ、』
凛太郎君と秦中君が言っていた噂かな?
たかはし『あぁ、中身が気になるなぁ、初恋泥棒って言われる人の体はどうなっているのかな?涙は甘い?しょっぱい?唾液は?気になるな』
晴明『な、中身?涙?だ、唾液?』
山崎『ごめんね明くんはちょっと…………好奇心旺盛だから……』
晴明『ちょっと所じゃないですよね!』
晴明『ってわぁ!』
晴明がたかはしに押し倒される
山崎『明くん!何しようとしてるの!』
たかはし『いや、ちょっと気になるから解剖しようかと……』
山崎『ダメだよ!安倍君が怖がってるじゃん!』
晴明はビクビクしている
たかはし『面白い〜』
晴明『い、いや!』
五芒星が出てきてたかはしを跳ね返した
晴明『えっ?』
たかはし『いてて、って何その力!』
晴明『こ、これはた、退魔の力ってゆってって違いますよ!なんで退魔の力が聞くんですか?!妖怪しか聞かないはずなのに!』
たかはし『もしかして何も知らないの?』
山崎『僕たち妖怪だけど、、』
晴明『…………………………』
晴明『えっ?!?!?!?!?!』
山崎『ほんとに知らなかったの?!』
たかはし『あははは』
山崎『明くん笑わない!』
たかはし『だ、だって知らなかったの?』
晴明『は、はい全く』
晴明『兄が絶対にここに行くんやって聞かなくって』
たかはし『まぁ、改めまして、百目鬼のたかはし明です』
山崎『ドッペルゲンガーの山崎誠です』
晴明『に、人間の安倍晴明です……』
佐野『おーい!晴明探したぞ』
晴明『さ、佐野くん!』
佐野に晴明が抱きつく
佐野『うお!』
晴明『佐野くーん良かったよ佐野くんが来てくれて』
佐野『わ、分かったからは、離れろ!///』
晴明『ご、ごめんね!』
佐野『授業終わったらいっぱい話聞くから』
晴明『やった!』
ちょっとづつ、ちょっとづつ
距離が近づくほど、俺はお前に惹かれていく
ほんとお前は噂道理の初恋泥棒だよ
コメント
2件
本当に最高に良かったです!!続きがすごく楽しみです