TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

初書きです!!

誤字脱字がある可能性がありますがご了承を……💦

ファンタジーです!










日帝視点


日帝「……っ、圧巻だな。」


私が見つめていた先は貴族達の宮殿。上級悪魔たちの住まう区域だ。私みたいな下級悪魔には縁のない場所だが、今回は特別に来ることが出来たのだ。 上級悪魔には厳しい階級分けがあるようだが、我々にとっては大差無い………と思う。そもそも上級悪魔と言うだけでもごく一部の超エリート達なのだから。


日帝「コッソリ……道の端をゆっくり歩こう。」


こんな処でトラブルは勘弁したい。江戸父さんにも迷惑になるだろうし、まず私の身の安全が保証されないだろう。


日帝「アレか………」


目線の先にあるのは馬鹿でかい宮殿。視界に収まりきらないサイズで、何もかもが美しい。直ぐに見とれてしまうだろう。

さて……私がわざわざこんな場所に来た理由は唯一つ。まぁ、簡単に言えば、ある日突然呼び出しの手紙が届き、名も無いような私を直々指名されたのだ。


日帝「一応家にある一番上等な服で来たが………上級悪魔からしたらボロ切れだよなぁ……」


恥ずかしいが仕方ない。恥を捨てろ!私!


日帝「失礼します……」


手紙に同封されていた鍵で開け、恐る恐る扉を開く。あらかじめ門番は居ないため、特に何も無く入る事が出来た。


イギリス「おや、貴方ですね。日帝さんは。」


日帝「は、はい……でも、何故私がこんな美しい宮殿に……??」


紳士……?のような服装をした男性に話かけられる。かなり豪華な服装を着ており、洗練された美しさには目を奪われてしまう。


イギリス「失礼。私はイギリス。残念ながら貴方を呼び出したのは私ではなく私の長男です。」


この人息子いたのか……あまりにも若々しい見た目だから勘違いしてしまった。

すると、足音と共に誰か入ってきたようだ。


フランス「あら!貴方ね!」


日帝「……??は、はい?」


フランス「はじめまして~!私はイギリスの妻のフランスよ。これからは長い関係になるわね!」


日帝「……??宜しくお願いします……?」


この女性も勿論美しいのだが、ますます分からなくなってきた。長い関係?どういう事なんだ?奴隷契約書にサインでもされるのか??


フランス「来たわよ!私の長男!」


日帝「……えっ、……?」


その顔は何年たっても覚えていた。小さい頃、迷子になっていた子と暫く遊んで、仲良くなって、結婚の約束までしていた子。まさか上級悪魔だったとは。彼を覚えていた理由はただ一つ、彼の周りには天体の模型のようなものが浮いていたからだ。きっと宇宙の力を使えるのだろう。


日帝「……っ、アメリカ……っ!」



アメリカ「あぁ、………覚えていてくれたんだな。良かった。」


彼の腕に抱き締められる。腕も手もずっと大きくなっていて、私なんか簡単に埋まってしまう。温かい腕に包まれ、身長差で少し浮いてしまう。


日帝「アメリカ……良かった。」


アメリカ「日帝……愛してる。ずっと君を待っていた。」


日帝「うんっ、……私も…!」







私の結婚生活が、今、始まった。









loading

この作品はいかがでしたか?

1,028

コメント

1

ユーザー
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚