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休み時間。
ヒナタ「ねぇ聞いてよ!小早川さん〜
実はさ!」
普通に話しかけてくるんだがァ!!!
めっちゃ友達かのように…!!
ヒナタ「その中学ん時に試合して負けた、
北川第一中学の影山ってやつがこの学校にいんの!!
びっくりしたよ!
でさ!仲良くしないとバレー部入れてくれないってキャプテンが…
なんで!?あいつを負かすために高校でバレーしようとここに来たのにー!
仲良くなんてなれるわけない!」
ギィーと悔しそうに足をバタバタさせる日向くん。
『…私も北川第一出身だよ、一応』
私がそう言うと
ヒナタ「えっ!?まじ!?あいつと一緒!?」
本当にリアクション芸人かってほど驚いてくれる。
『うん…一応ね』
ヒナタ「へぇ〜そうなんだ…!
あっそしたらさ!入学式の日に言ってたのって!」
『そう、北川第一中学と日向くんの雪ヶ丘中学としてる時も見てたよ』
私がそう言うとパァァァァと顔が明るくなる。
そしてズイっとまた顔を近づけて
ヒナタ「俺の事見てたの!?だから知ってたんだ!!」
あはっ、嬉しい〜
だなんてはしゃぐ。
可愛いね?
でもだって、あの試合は本当にびっくりしたよ。
『だって、あの距離から走ってあんなところからスパイク打つなんて誰も思ってなかったし…』
ヒナタ「でしょでしょ!?!?」
わ〜嬉しい〜〜だなんてニマニマして揺れる日向くん。
なんだこの可愛い子は??
ヒナタ「えっ、じゃあ俺のチーム応援してくれてたとか?」
『あ、いやそれは違うくって』
へ?と頭にはてなマークがまじで見えんじゃねーかってくらい頭を傾げる日向くん。
ごめんね。
『私、中学から影山くんのファンで…それで…』
お恥ずかしい。
照れながら言うと
日向くんは
本日二回目の
ヒナタ「へ?」
『えへへへ、影山くんかっこいいよね』
ヒナタ「へっ…?」
魂が抜けたような顔をしてどんどん小さくなってゆく日向くん。
あっあれ!?!!?
日向くーーん