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圖阿です!
前回からの続きです!
どうぞ!
・・・
🐇side
🐇「…あれ?……りうちゃんたちどこいったんや?」
先ほどまで一緒にいたはずの2人がいなくなり戸惑っていると、ゆうくんが心配ないと言ってきた。
どうやらいむくんから連絡があり、2人でしばらくの間周っててほしいとのこと。
🐇「…………これは…告白やな✨」
🦁「そうやな」
🦁「あいつ、今日告白するって言っとったし」
🐇「え!?ゆうくんりうちゃんがいむくんに告白しようとしてるの知ってたん?」
🦁「…………知らん」
🐇「今の間は何やねん…?」
🦁「まぁ、それは置いといて」
🐇「いや、置くなや」
🦁「俺が言った”あいつ”はほとけのこと」
🐇「え………てことはあの2人両思いなん!?✨✨」
🐇「りうちゃんおめでとーーーうッッッ!!✨✨」
🦁「それ後で本人に言ってやりぃや…w」
🐇「もちろん後でも言うで!けど、りうちゃんの片思いが叶ったと思うと嬉しくてしゃあないわ♪」
🦁「お前が嬉しそうなら良かったわ…♪((ボソッ」
🐇「?…なんか言ったか?」
🦁「なんも言ってへんよ」
🦁「あいつらが戻って来るのにしばらくかかるやろうから、一緒に見て周ろうや♪」
🐇「そやな♪!」
ゆうくんと2人でイルミネーションを見ている時、ウチは気づいた。
………これ、デートとちゃうか?
それに気づいた途端、なんだか急に恥ずかしくなってしまい、ウチはドギマギしてしまった。
ゆうくんとは恋人でも何でもないのに。
🦁side
先ほどまではしゃいでいた初兎は、いつの間にか静かになっていた。
どこか体調でも悪いのかと聞くと、慌てた様子で否定された。
………ほんまに大丈夫何やろか………?
もし、本当は風邪で、俺らに気を遣わせないために隠しているのなら、それはよくないと思い俺は初兎の手を掴んだ。
…………体温が若干高いか……?
けど、これぐらいなら熱やないか。
ドクッドクッドクッドクッ
……………なんか……脈早くね?
初兎の手首から伝わる脈が妙に早いことが気になり、考え込んでいると、『……ッ…ゆ……ゆうくん……』と声が聞こえ、顔を上げる。
🦁「…あ…わりぃ急に……掴ん…で…」
顔を上げた先には顔を真っ赤にした初兎がいた。
🐇「だ、大丈夫やよ…ッ…!それよりも手…離してや…?//」
🦁「…悪い…((パッ←手を離す」
🐇「きゅ、急に掴んでくるからびっくりしたわw…//」
🐇「どしたんゆうくん?人肌恋しいんかw?…//」
そう、普通のように接する初兎の顔は未だに赤かった。
………かわええな…。
………やっぱ……俺は初兎のことが好きや…。
自覚してからは早かった。
初兎を、少し人のいないところに連れていき、好きだと伝えた。
🐇「………………どどどどどどどしたんゆうくんッ…!?」
🐇「体調でも悪いんか…?」
🦁「別に体調なんて悪くないわ」
🐇「……ならからかってるんか?」
🐇「ウチにそんなんは効きませ〜ん♪」
初兎は俺のことが好きだと知っている。
それなのに、こんな態度を取る初兎に少しムカッとし、俺は聞いた。
🦁「………どっちがいいん?」
🐇「………へ?」
初兎の腰をと手を掴み、逃げられないようにして俺は聞く。
🦁「……これが嘘と本当…どっちがええん?」
🐇「…えっと……」
🦁「俺は別にどっちでもええよ。…………けど、お前はどうなんや?」
🐇「…ッ……ウ、ウチは……その……」
🐇「ほんまの方が……ええです…///」
🦁「ん♪……俺もそっちがええ♪((ギュッ」
🐇「な、何やねん…さっきはどっちでもええとか言ったくせに…//((プイッ」
🦁「……しゃあないやろ…」
🐇「…?」
🦁「今まで誰かを好きになったことなんてないんやから」
🦁「ましてや、その一人のために口説いたことなんてないんやから」
🐇「……そりゃあどうも…////」
その後、俺と初兎はしばらく抱き合った。
数分が経ち、気になったことがあったため、俺は初兎から少し離れて聞いた。
🦁「……俺ら…付き合ったんよな?」
初兎は目をパチクリさせた後、笑って言った。
🐇「あたりまえやん♪」
🐇「これからよろしくお願いします♪」
🦁「おう」
🐇「……はぁー……」
🦁「何やねん、付き合って早々ため息って」
🐇「やって夢みたいやから…」
🦁「………………((スッ」
チュッ
🐇「………………は?」
🦁「どうや?……夢やったかw?」
🐇「なッッ…!!…それはズルい…!!////((プシュー」
🦁「ハハwお前が夢とか言うからや」
🦁「安心しろ……離す気なんてあらへんから((ニコッ」
🐇「…ッッッッッ!!!!/////」
🐇「ゆうくん…ウチは今日から貴方を歩く破壊神って言うわ…///」
🦁「なんでだよ!?」
続く
・・・
見てくださりありがとうございました!