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「、、、、さ、!」
「さ、、、、ん?」
「さわ、、さ、てば!」
「さわもと、ん!」
「沢本さん!」
ガバッ
「、、、夢か、」
高校生になって初めての日の夢。
そう、___________
あかねと会って、人生ががらっと変わった日の夢だ。
最初は、うわ陽キャだ、とか自分とはお関わりにならない感じの人なんだな、というふうに、
第一印象ははっきり言って悪かった。
これはあかねには言ってない。
絶対怒られるから。
でも、話してて分かった。
あれ、この子意外と優しいのかな、なんて。
口は悪いし、喧嘩っ早いしでぱっと見はザ・問題児!って感じだけど、
なんていうのかな、言葉選びっていうか、一つ一つの言葉が優しいっていうか安心するっていうか、、、。
とにかく、根っこは優しいっていうこと!
それで、あかねにつられるようにして私も陽キャっぽくなっていっている。
や、あかねと比べたら全然隠キャだけどね。
あの子はクラスの太陽なんだ。
みんなを明るい気持ちにしてくれる、太陽。
一部の生徒からは嫌われているけど、本人は自覚していなさそうだ。
でも、私は大好きなんだから大丈夫だろう。
「さて、学校行きますか、」
朝ごはんを食べて、着替えて、家を飛び出した。
ただでさえ運動しないんだからこのくらいは走らないと太ってしまう。
走ること15分。
学校に着いた。
下駄箱を見ると、もうあかねは来ているようだった。
こういうとこ地味に優等生なんだよなぁ、
そして、いつも通り教室のドアを勢いよく開けて、おはようと言った。
しかし、今日だけはいつもとは違った。
こころについて、追加します。
通っている高校からこころの家まで、走って約15分です。
仲良くなった理由は、席が近かったのと、名前がどちらもひらがなで、お揃いだね、となったからです。
他にも、好きなものが似ている、などたくさんありますが、一番おおきい理由はこれです。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
次回もぜひ読んでください。