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雛宝Side
父「よおし撮るぞ」
父「3人共笑ってー」
父さんが私達に向かってカメラをかまえる
__パシャッ
シャッター音と共に眩しい光
司「うわ」
私も普も司も眩しさに思わず目を閉じる
父「あは、目つぶっちゃったなぁ」
雛宝「しゃしんキライ!」
父「おいおい、わざわざ父さんの友人から借りてきたんだぞ?」
すると母さんが
ラッピングされた箱を3つ持ってきた
母「さあ3人共、」
母「お待ちかねのプレゼントですよ」
急いで箱を開けると
そこには3人お揃いのくま!
普「くま!!」
普「ありがとぉ」
雛宝「ありがとー!」
司「__ガジガジ」
貰ったくま、ガジガジかじってる………
雛宝「おなかすいたー」
__ぐううぅぅぅ
すると2人も同じ気持ちのようで3人同時にお腹がなった
その様子を見て母さんは笑った
母「そうね、そろそろお腹が空いたでしょう」
母「ケーキもありますよ」
雛宝「ドーナツは………?」
母「もちろん」
柚木兄妹「………✨️!!」
母「__それじゃあ」
母「普くん、司くん、雛宝ちゃん」
両親「4歳のお誕生日おめでとう」
みんなでご飯を食べる
ケーキのロウソク消して__
つかさがケーキに頭突っ込んだり、
ご飯食べて__
つかさが頭にご飯つけたり
父さんが「ケーキ食べさせて」って言ったら__
つかさが父さんの顔にケーキ押し付けたり……
つかさ…………???
なにしてるの…………?
母「あ…、」
母さんの目からポロリとこぼれた
一粒の涙
母さん……?
母「本当に良かった……」
母「一時はどうなる事かと………」
父「お医者様も奇跡だと仰っていたからな」
父さんがあまねの方を向く
父「普、もう体の調子はすっかりいいのか?」
普「うん!」
普「どこも苦しくない!」
司「………」
元気に話すあまねをつかさがジッと眺めてる
司「……あまね!」
急にあまねに飛びつくつかさ
当たり前に勢いで椅子は倒れる
雛宝「うわっ!!!」
あまねが私の服を掴んだから私もその勢いで倒れた
雛宝「いったぁいー」
父「普!司!雛宝!大丈夫か!?」
普「いてて……うん、ダイジョブ、雛宝と司は?」
雛宝「たぶーん……?」
司「ダイジョーブ!」
司「ねえねぇ!あまね、元気!?」
普「うん……」
司「じゃあ、」
司「__おれのこと、”スキ”?」
あまねはポカンとしたあと、
つかさを撫でたり、頬をのばしたり………
普「くふ、」
普「あったりまえじゃん!」
………………!
雛宝「あまねー!!つかさー!!」
雛宝「わたしは!?わたしは!?」
そう言って改めて2人に抱きつく
するとすぐさまつかさは答える
司「俺は雛宝キライ!」
司「あまねも雛宝の事はキライだって!」
父「こら司!」
雛宝「ははーっそっかぁ」
そう言って2人から離れる
そして部屋へ向かおうとしたら
あまねが走って来て、
普「待って!」
そう言って私をハグした
雛宝「?」
雛宝「あまね?」
普「雛宝もスキだよ」
雛宝「………!」
雛宝「ありがとー!」
司「…………」
1人ポツンと残されたつかさはちょっと不機嫌そう………
ごめんなさい!遅くなりました!
ちょっと原作からいじった所あるので原作ファンすいません!
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