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「よいしょ…ここくらいでいいかな?確かこの森は誰の物でもないはずよね?」
私はリアナ。家を追い出されたからただのリアナ。今は今日の拠点を決めてるところ。旅をしようと決意してから、早速大きな壁が立ちはだかった。それは”住む所がない”ということ。幸い近くの街にはたくさん食べ物が売ってるし、お金もあるから食べ物には困らなそうなんだけど、宿屋はあまりないから、野宿しか選択肢がない。だから近くの所有者がいない森へ来たというわけだ。幸いここなら魔物もほとんどいないし人目もない。安心して今日を過ごすことができそうだ。
「あ…もう夜か。」
幸い着ていたドレスにストールが付いていたから、これを毛布の代わりにして寝よう。追い出されたのが暖かい時期でよかった。……眠くなってきたな…そろそろ寝よう…
「うーん…おやすみなさい…」
第2話 完