sm side
sm
「ぉはよう、、ござぃます、」
ガシャン
sm
「、、」
父さんが皿を俺の方に投げる。
当たりはしなかったが壁の方に飛んでいき、割れてしまった。
また片付けるのは俺。
やはり俺は俯いてしまう。
to
「おい!遅いぞ!何回も言っているだろう?お前は無能なんだから少しでも人の役に立てるようになれよ!」
“無能”。
その言葉だけが俺の中で渦巻く。
sm
「っ、ごめんなさぃ」
to
「謝って欲しいんじゃねぇんだわ。ただ俺はお前に成長しろっつってんの。分かるか? 」
sm
「はぃ、、。次から、、善処します、。」
言葉だけで分かってはいない。
なんでみんなができることが自分はできないのだろう。
きっと俺は考えても分からないのだろう。
to
「こっちこい。」
sm
「はぃ、」
to
「後ろ向け。」
カチャ
首輪。
俺は兄さんや父さん、母さんから奴隷扱いだ。
そんなのは分かっている。
だが、毎朝行ってもやはりなれない。
ググッ
sm
「ッ、!ヒュ、」
引っ張られた。
苦しい。
なんで?いつもはしないのに?
今日は遅れたから?
そんな疑問が頭に浮かぶ。
kr
「ッ!父さん!」
パッ
sm
「ヒュー、ぅふーッはぁっ」
兄さんが止めてくれた、のか?
これだけで息が切れてしまう。
たまにこうして引っ張られるがこれもまた慣れないものだ。
to
「仕方ないな、スマイル。お前はもういい。部屋に戻れ」
sm
「はぃ。」
そう言って俺は部屋を出た。
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