sm side
結局、皿片付けて来なかったな、
まぁいいや
俺はここでの決まりで首輪のリードを必ず近くのフックにかけていなければならない。
邪魔になりそうだしめんどくさいけれど指示されたら従うしかない。
父さん曰くどこにいるかがすぐわかるかららしい、
首輪にもGPSついてるらしいし 普通にかけなくてもわかると思うけど、、
いいや、かけとくか、
カチャ
薄っぺらい布を敷布団代わりに使っている。
俺の部屋は使われていなかった倉庫らしい。
まぁ見たからにボロいからな、、、
俺はあくまで奴隷なのだ。
だからこれくらいが俺にはぴったりなのだろう
横になる。
リードで首輪を引っ張られている状態で少し首が痛い。
やっぱ慣れないもんだ。
、、、腹減ったな、
寝れるか、?
そんなことを思いながら俺は目を瞑る。
思ったよりも早く俺は意識を手放した。
kr
「ねえ、スマイル、何もできないならさ、ここから出てってくれない、?邪魔なんだよね。ほんとに少しなんだけどさ笑」
その”少し “という言葉は嫌味を帯びているように感じた。
そこまで強調しなくてもいいのに、
、、え?
兄さん、?
ずっと見ていると兄さんはどろどろと溶けてしまった。
、、、ぐろ、
残った液体はやがて透明になり覗き込んだ俺の顔を反射させている。
そこで俺の記憶は途切れた。
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