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翌日,私はあのペンダントの持ち主を探すべくウェン君に話しかけた
『ウェン君』
ウェン「ん?どしたの?
って,その香水入った蜂の飾りがある首飾り…!マナのじゃん!」
え,マナって……
ウェン「あ,マナっていうのはアイの幼馴染みね
そういえば昨日落としたって言ってたなぁ…僕から渡しておこうか?」
『あ,うん……頼むね…』
私はウェン君にペンダントを渡してその場に立ち尽くす
美咲「みゆゆ〜,3年の階行くんだけどさ,着いてきてくれない?」
『え?うん,いいけど…中島先輩?』
美咲「今日はね!アキ兄っていう私の幼馴染が遠くから帰ってるくの!」
へぇ,佐倉さん幼馴染み居たんだ。知らなかったや
私達は3年の階まで行き,ある教室に入る
美咲「あ!居た! アキ兄〜!」
『ああ,彼がアキ…兄……』
私はその人を見てギョッとした顔をした
アキラ「お!美咲じゃん!」
佐倉さんはアキラさんの方に行きギュッ!と抱き着いた
アキラ「おわッ」
美咲「久しぶり!」
アキラさんは佐倉さんの頭を撫でる
美咲「(*´꒳`*)エヘヘ」
あー可愛い。アキラさん居なかったら抱き着いたのに…
アキラ「久しぶりだな〜
相変わらず可愛いな,美咲は」
美咲「\(//∇//)\」
アキラ「はは(笑)」
私要らなかったんじゃ…
太宰「美咲ちゃん四季凪さんの事知ってるの?」
美咲「うん!幼馴染だよ!」
アキラ「家が隣で幼稚園からの幼馴染ですよ」
太宰「そうなんだ…..」
アキラ「色々あって遠く行ってたんで すよ」
色々……まぁ,色々だけどね
美咲「寂しかったんだからね!」
もしかして,佐倉さんは知らないのかな
アキラ「はは(笑)」
ナデナデ
美咲「╰(*´︶`*)╯♡」
これ写真撮ってファンクラブに売ったら幾らになるのかな
美咲「ねぇアキ兄、今日家来れる?
久しぶりに話したいな」
アキラ「そうだね,私も話したい」
美咲「あ!みゆゆもおいでよ!」
くるっと佐倉さんは私の方を向いて言った
アキラ「ああ,美咲のお友達…エッ」
『あはは……お久しぶりですアキラさん』
私の顔はきっと困惑しているだろう
アキラさんは驚きが隠せてないのか,顔が困惑している
私はアキラさんの腕を掴んで廊下へと引き摺り出す
そして小声で話し始める
アキラ「なんでここに居るんですか!」
『私だって貴方がいるとは思わないですよ!
とにかく…私達の“お仕事”は秘密ですよ
どうせ佐倉さんは知らないんでしょう?』
アキラ「勿論ですよ。奏斗達のことも知りませんから」
本当徹底してるね……
私達は話終わると,直ぐに教室に戻る
美咲「みゆゆ〜?どうする?来る?」
『行っていいなら』
そっちの方がお兄さん達も安心出来そうだし
そして放課後,私はアキラさんと一緒に佐倉さん家に向かう
アキラさんは慣れた手つきでインターホンを鳴らす
ガチャ
アキラ「よっ!」
『やっは〜佐倉さん』
美咲「アキ兄!みゆゆ!入っていいよ!」
アキラ「お邪魔しま〜す」
『お邪魔します…』
私達はリビングに入る
初めてだな,佐倉さん家
アキラ「いや~,久しぶりだな〜
えっと,義兄が出来たんだって?」
美咲「そうなんだよ!
しかもアキ兄も知ってるよ!」
アキラ「へ~,私も知ってる人……」
美咲「新旧双黒っていうファンクラブがある人達居るじゃん?
あの4人が義兄になったんだよ!」
アキラ「へえ〜,あの人たちか……(明らかに美咲に好意を寄せてた 奴らか)
あ!そうだ!美咲もファンクラブできてたじゃん,私も入っていいかな?」
私,要らなくない…?
美咲「え!?アキ兄が!?」
アキラ「あぁ!」
美咲「全然いいよ!嬉しい!」
…アキラさん,佐倉さんにベタ惚れだね