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『神様会議』
継承主と契約主が眠りについた後
両屋敷の間の古城屋敷の地下では神様達が集まっていた…
『古城屋敷:地下』
ロゼリア:今夜は皆に集まってもらったのは他でもない…この先の大戦について話し合いたい…
ノエル:また唐突ですね…ですがあの子達の事を考えると会議を開くのは良いと思います…
ハデス:ロゼリア、ノエル…我々まで参加して良いのか?
ペルセポネ:私達は現在貴方達にとってアリサ側に居る神なのよ…
『ハデス』と『ペルセポネ』
冥界で魂の管理をする、冥界の王と復活の女神様現在はリオとリリエルの力を借りて現世に現れる様になった。
ロゼリア:何を言う、二人も我々と同じでアリサを止めたいのであろう?
ペルセポネ:それはそうだけど…
ノエル:今は敵味方の神とか言う状況ではないという事ですよ。
ハデス:確かに…ノエルの言う通りだ…その様な事を言っている場合ではなくなったな…
ロゼリア:では本題に戻ろう…アリサ封印に我々も策を練ろうと思う皆の意見を聞かせてくれ。
ノエル:やはりアリス様の浄化のお力をお借りするしかないですね…
ペルセポネ:だけどそれを維持させて置く器は?
ロゼリア:そこは大魔女に任せてある、だが魔具師と違い少々時間がかかる様だ…大戦までには間に合わせるとは言っていた。
ハデス:そうか、してアリス様はなんと?
ノエル:アリス様もアリサ様を止める為に協力してくださるそうです。
ハデス:そうか…
ペルセポネ:後は戦力増強ね見る限りじゃ心配することはないけど問題は見守ってる私達ね。
ロゼリア:あぁ…なので明日から密かに皆夜に集まり鍛錬でもしないか?
ノエル:私は賛成です、時の力は使いこなせても武器の扱いに少々ブランクを感じますので
ハデス:異論はない。
ペルセポネ:私もよ。
ロゼリア:皆賛成してくれてありがとう。あの子達に勘付かれぬよう気をつけてくれ。
三人:わかりました(承知した)(了解よ)
こうして、神様達による大戦に備える為の会議が終わり其々継承主、契約主の元へ戻り各々休息をとった。
青薔薇屋敷
ロゼリア:はぁ…疲れた…
ノエル:議長お疲れ様でした、ロゼリア…はい、いつものローズティーです
ロゼリア:ありがとう、ノエル……はぁ…一仕事終えた後の薔薇園の景色と紅茶は良いな…
ノエル:ですね。私も飲むものは違いますがその気持ちはわかりますよ
ロゼリア:しかしよく苦い珈琲飲めるなノエル…
ノエル:ロゼリアも飲んでみます?慣れてしまえば何ともありませんよ
ロゼリア:いや、遠慮しておく…何故か紅姫と同じで珈琲はカフェオレでないと飲めんのだ…
ノエル:そうですか、それは残念です。しかし今夜も月が綺麗ですね。
ロゼリア:そ、そうだな…(彼も湊と同じで天然だな…言ってる意味分かって言っているのだろうか… )
不夜屋敷『地下:冥界』
ハデス:ふむ…厚生して来た魂達からによると魔獣が活発しだしているな…
ペルセポネ:だけど魔具師のお陰で被害は今の所出てないとリリエルから聞いたわ。
ハデス:取越苦労にならなければ良いが…
ペルセポネ:考えすぎよ…私達はただあの子達の未来の為に動くのよ後リリエル達をアリサのてから解放してあげなければ…
ハデス:そうだな…リオ、リリエル、そしてアラストル家の者達よもう少し辛抱だ待っていてくれ必ずお前達をアリサの手から解放する、この冥界の王の名にかけて…
神様達は其々今後自分達がどう立ち回るか、そして心にアリサ封印決意と紅姫達の未来を守り抜くと言う強い意志を改めて再確認し、神様会議は幕を閉じた。