テラーノベル
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長崎に着いてからは、カーショップを回っていた。丸二日色々なカーショップを回ったが良い車両は見つからない。「なかなかいい車両無いですね」「そりゃそーだよ燃費が良くて速くて走破性が高くて後輪駆動なスポーツカーなんて、そもそも二人の案を全てまとめたらこうなっちゃったわけだし」ちなみに大半はフォーマーの要求である。とは言え移動手段の確保はしておきたい。 「次が最後の店だよ」そうこうしているうちに最後の一軒である。店の名前は”TKGワークス”本店は群馬にあるようだが、この店は長崎店のようだ。見た感じ80~90年代ごろの車が主なピックアップなようだ。「なかなか立派な店舗ですね」フォーマーは度肝を抜かれている。「こんにちは~」入ってみると中は2階建てで、2回はカフェになっているようだ。一回はディーラーになっている。店員は、眼鏡をかけた男だった。「は~い」のんきというか、気楽というか、すごく頼りない。「今日は何の用で?」やる気のない店員に聞かれた。「いい車はない?」もう一から説明するのもめんどくさくなった。「うーんそれなら裏の車見ます?」店員はそういうと裏の放置されている車を指さした。「わかった」とりあえず案内されるがまま裏に行った。 「好きに見て回っていいですよ」裏に放t、、、おかれている車はGTO・MRS・プリウス・この三台だ。「ふざけているんですか」この場にあるどの車もとても状態がいいとは言えない。「私たちは旅人だ。私がこんな手に騙されると思っていたのかい?」軽く鎌をかけてみる。ちなみにフォーマーは話に置いてけぼりだ。無理はない、なぜなら前世の私は車も好きだったからである。なので車の良し悪しは良く分かる。「ついてきてください」店員の雰囲気が変わった。そして店内に戻ると何やらカウンターの裏をごそごそといじくっている。そして「カチ」という音とともに何とも異世界にありがちな隠し通路が現れたそして地下に降りると大きな地下の格納庫のような場所に出た。「あなた名前は?」やる気のない店員だったはずの人に聞かれた。「天城だ」 こういう時は、嘘をつかない方がいい。「私は、ヒラヤマ・サクヤマだ」もと日本人からしても珍しい名だ。なんてったって”ヤマ”という字が二回も使われているからだ。
ここに置いてある車は表の車とはわけが違った。ここにある車はどれも整備が行き届いていて、車によっては改造が施してある。その中でもひと際目を引かれたのは、一番奥に置かれていた黄色のR34だ。型はERの最終型「これは?」聞いてみるとヒラヤマは「見ての通りのER34、俗に言うR34だヨこいつは複合カーボンの防弾仕様でトランクルームの容量向上が施してある。他にもモトコンポが一台、強化型ショックアブソーバー、強化型ブレーキパット、さらに簡易充電ステーション、燃費向上のおかげでリッター30だ。さらに簡易的に生活できるスペースも設けている結構放置してあったし安くするよ、何より長い付き合いになりそうだからネ」確かに「それじゃあお値段はいくらくらいかな?」「うーん新規客だしね、ハイオク満タンのおまけつきで、、、占めて30万でどうかナ?」驚いた、これは破格だ。「それじゃあ契約成立だね」我々は車を手に入れることに成功した。
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