※kidがngoに恋する話
※そういうシーンは一切ありません
※シリアス(人によってはしんどいかも…?)
※流血表現
苦手な人は自衛お願いします🙇♀️
【第7話】
「大丈夫か」
優しく微笑みながら聞いてきた
夕日の残光が、微かに景の輪郭を浮かび上がらせる
「うん、」
僕の目、真っ赤に腫れてるんだろうな
「うっし、じゃあ〜……帰るか!」
「うん」
沢山泣いたからか、なんだかすごくスッキリした
まだ目と鼻の熱は冷めないけど…
「あ、ちょい待ち〜……」
「?」
景が自動販売機の方向に向かっていく
「お待た〜」
「ほいっ!」
「っわ!」
水……?
「俺の、奢りっ!」
「!」
こういうとこだよ……
ノンデリのくせに…
「……っふ」
「こんなん奢りに入らないでしょ」
「いーやっ、小学生からしたらじゅーぶんな損失だ」
「もう三十路のくせに」
「うるせぇw」
「……ありがとね」
「あいよ」
2人で駅まで向かって、途中まで同じ電車に揺られた
景が立ち上がった
「じゃ、」
「また明日な!」
「!」
あぁ、眩しいな
「うん、…!」
ありがとう
「また、明日」
また、明日と言ってくれて
【ありがとう】
コメント
1件
めっちゃいいです…!ほんとにありがとうございます…😭泣いてます、今私泣いてます…😭