こんばんは🌛*゜カンヒュ好きです!
結構悩んでたんですよね、今回の話
だって最終回ですよ?!
今まで1000やら2000やらめためたにいいね貰っちゃって…
最後がダメダメだったらいけないじゃないですか!
自信作とは言えないかもですが、頑張ったつもりです!
それでは、どうぞ!!
フランス「貴方を愛しているから。そう言えば、貴方は理解してくれる…?」
そういい、私は貴方の首にナイフを振り下ろした
貴方は1つとして動かなくなってしまった
ナイフで作った傷口からは、真赤な薔薇が咲き乱れていて
そんな光景が他の何より美しかった
そして、何よりも憎かった
私の愛が伝わる物は、1つとして無い
私が愛を注げば、その分。皆壊れてしまう
私が触れれば
指先1つでも掠れれば
1つの亡骸を遺して、皆その身を消してしまう
「貴方もそうだった事がただ苦しかった」
虚無に埋もれたその瞳を、見つめる度にそう思う
そんな瞳でしか浸れない、優越感と罪悪感は、何度この胸を引き裂けば。この苦しみから救い出してくれるのだろうか
こんな血で塗れた手では、探ろうにも。きっと誰も許してくれない
そんな私でも
貴方の事が好きで、好きで、大好きで
貴方の時間を独占してみたかった
貴方の笑顔を、ずっと…貴方との、まだ幸せだった頃の時間をずっと感じていたかった
時が止まってしまわないかと何度思ったか
それでも
貴方が他の奴に振り撒く笑顔が嫌いだと、感じる様になってしまった
貴方の目線も、心も、笑顔も、初めても、全てを私に向けたい。そう強く感じるようになっていた
貴方の顔を、血と涙で汚してしまう程に
その思いが、膨れ上がっていた
私は、自らの手で純愛を殺してしまったんだ
貴方の手に、ナイフを握らせる
貴方の手から伝わるつんとした冷たさは、まるで私自身を拒んでいるようで、
死して尚感じる貴方の意思に、歯を食いしばる
貴方は今、私が憎いくらいに不幸でしょう
だから私が…
グザッ
フランス「こう”っすれば…」
フランス「愛が生まれる。そうでしょう?」
冷たい貴方の手を温めるようにして手を握る。いや、汚すと言う言葉の方が、貴方としては似合うのだろうか
今の貴方は動かない
私が手を握っても
キスをしても
愛してる。
そう伝えても
貴方はもう動かない
フランス「はは、ほ”んと正しのか正しくないのか…もう分かんないわ”よ」
正解も不正解も、この世は教えてくれない
自ら探し、求める欲が無ければ
虚無に埋もれて壊れてしまう
そんな世の中の先にある正解が
貴方だと思ったのにな
1つの真実があるとすれば
幸せの上に成り立つ愛なんて、存在しないことだろうか、
私は貴方の幸せなんて望んでい無い
貴方が彼奴と結ばれるなんて…そんなハッピーエンド
許せる訳が無い
だからこそ私は不幸だった
貴方が顔を歪ませればきっと私は幸せだ
そう思った
その筈なのに
フランス「なん”で、こんなに苦しいのかしら”…?」
私は、貴方が好きだった
愛してた
貴方が他に振り撒く笑顔は、嫌い。大嫌い
けど、そんな貴方の笑顔に恋をしてしまっていた
そんな私が1番嫌い
結局私は、貴方に何をしても救われることは無かった
形が欠けた瓶に、何を入れても中身が滲み出てしまうように
貴方じゃない誰かに思いを寄せてみることも
何かに、愛をぶつけてみることも
私自身を壊し続けるだけで、きっと、何も変わらない。愛したモノの亡骸など、もう見たくない
だから、こんな惨めな人生に、終止符を打ちたかった
私の手も、もう時期冷めてしまうから、
貴方の手の温かさだけは続くように、貴方の冷たい手を握り直す
フランス「…」
片手で腹の傷を撫でた
貴方に付けて貰った傷は、痛みを患いながらも、心地良さを混じえていた
何も怖くない
貴方に殺して貰えただけで、この胸は十分に高鳴っている
まるで死に前とは思えない程に
私は地獄生きだよ
貴方は極楽へ行ける
私が不幸ならさ
貴方は幸せになれるよね
不幸の上にこそ幸せは成り立つ
貴方の不幸で、私は十分幸せを味わえたから
今度は私が不幸になってあげる
フランス「幸せに…なってね…?」
貴方を殺しておいて、最後がこんな台詞なんて
本当、気持ちが悪いな
はは、でもやっと。貴方に恋して初めて
ゆっくり眠れる
もう眠たいや
燃える炎の中、貴方が明るい方へ手をひいてくれた
そう目に映ったのは、私の単なる妄想だったのだろうか
・・・・・・・・・
イギリス「はぁ、…」
まさかあのお2人が亡くなるとは…
思っても見ませんでした
国連から貰った報告書に、もう一度目を通す
“二人は固く手を結んだ状態で亡くなっていた。仏国の傷は腹に1つ、日国の傷は膝、健、首に1つずつ。死因は未だ不明”
何ともドラマチックな死に後だ
私も調査には関わったが、二人の死体は、血に濡れていた
だが、目を瞑る二つの死体は、安眠しているかの様な安らぎを感じた
そして、フランスは泣いていた
これまでどんな深手を負っても涙1つ流さなかった奇人が
泣いていた
日本さんの死が、フランスにとってどれ程の物だったのか
そんな事はもう、知る余地も無い
他殺か、自殺か、“心中か”
子供「早くおいでよ!にちくーん!」
子供「待ってよふーちゃん💦」
今は、子供が走り回れる。そんな日常が、平和に続いている事に感謝するしかない
おわり
うーん分かりにくいー!
作者も微妙な考えで書いたので、皆さんの考察や感想カモンです!
一応は…
昔(第一帝政時代)の🇫🇷は美しい物を自らの手で壊していた。理由としては、自らが愛した物達が、時の流れに逆らえず、先に死んで行ってしまうのが耐えられなかった為。自ら殺すという考えに至った
美しい物、愛しい物を絵に残すと言う形で何とかその暴力神経を抑えたが、今度は自分の非道に酷く後悔する
精神状態が可笑しくなっている中、日本に救われる
日本に執着する
日本を殺す
昔、自分がしていた行動が蘇る
同じ過ちをもう一度繰り返さぬ為、愛する者に殺してもらう
っていう流れですねー!
理解し難いなぁ…何言ってんだ…??
と感じたお方は、この歌を聞いてみてください!凄く私の小説内容と一致したのです!
空音さんの「どうせ、愛だ」っていう歌です!
皆さん一度は聞いたことのある曲だと思うので、是非!
それでは!!
コメント
6件
遅れてごめんよ ~ 😭😭 🇫🇷 ちゃん 訳わかんなくなっちゃったよなぁ .. 最後の 🇬🇧 さんの言葉が 刺さった 。🔪🔪 🇯🇵 が可哀想だったので ( 個人的に )良き ♡♡♡♡♡♡
なんて良き複雑な恋愛感情の仏日なんだ,!