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〚 海に行こう! 〛
・御本人様方との関係×
・似非関西弁
・死ネタ.不穏
・伽羅崩壊.口調迷子🈶
・今回ほんとにめちゃ長い
・空白ほぼないです!!!
「 ……、 」
最近生きている意味が分からなくなった
何をやってもうまくいかず
俺は何をしたら良いのだろうか
生きている意味はあるのだろうか?
「 ごくんっ( 飲込 」
瓶から薬を大量に出して口に入れた
水で全て流し込んだ
水は何の味もしなかった 。
「 ねー、ut先生? 」
u「 どーしたん 」
「 海…行きませんか 」
u「 海かぁー…ええやん 」
「 はい、じゃあ明後日の25時俺の家集合で 」
u「 めっちゃ夜中やな?!笑 」
u「 まあ、わかったわ! 」
そう言いながら走り去っていた
その背中を見つめる。
ピンポーン
インターホンが鳴る。
やっと、一緒に海に行ける
「 はい、(扉開 」
u「 お、じゃあもう行くか? 」
「 いや、俺まだ準備終わってないんで
上がってて下さい。 」
u「 りょーかい 」
u「 …? 」
u「 変な匂いやな 」
sypの部屋は独特な匂いに包まれていた
辺りを見回してみた。
u「 は、ッ 」
u「 なんや、これ…ッ 」
無造作に置かれた瓶と散らばっている薬
隠したように置かれているが薬が床に落ちている
そして、カッター
ゴミ箱には大量の血がついたティッシュ。
全部、理解した。
u「 なーんや、海に行こうってそーゆことか… 」
俺はsypが戻ってきても分からないように
漁ったモノを元あった場所に戻した
俺は机に散らばった錠剤を一粒口の中に入れ
飲み込んだ。
「 ut先生 」
「 なんや? 」
少し眠そうな顔をしたut
海はとても美しい。
「 綺麗やなぁ… 」
u「 せやな 」
綺麗な海を横目に俺は大きな崖に目を向けた
そこから海を堪能しようと思いついた
「 ut先生、あそこから海見てみましょ 」
u「 あ、めっちゃ綺麗に見えそうやな 」
何も知らないその顔を
今から、
涼しい風
バシャバシャと音を立てる海
真っ暗で光る星空
全て美しい、俺にはもったいないくらい
u「 じゃあ、手繋ごか 」
「 !、…はい 」
なんや、気付いてたんや
俺とutは手をぎゅっと繋いで
海へと身を投げた
海水は何の味もしなかった。
薬を頬張った時のように 。