テラーノベル
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勝デクが仲良かったらなってお話
デクくんが無個性だからって理由で
虐待と虐められてたらなって…妄想です笑
デクくん不良気味
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緑谷出久視点
この日は、耐えきれなかった。
殴られてバカにされる日々が嫌になって
そんな現実が嫌いになって
人を殴って、殴って、殴り飛ばす。
血だらけなのにまだやり続ける
みんなが言う
──────無個性だってさ、ダサ笑
──────あんなんで生きれるのかな…笑
──────雑魚すぎだろ笑
──────どうして生きてるの笑
そんな言葉が頭に流れこむ
帰ったら聞こえる
怒鳴り声
ガラスが割れる音
壁にぶつかり合う音
殴られる音
そんな現実が嫌いだった
2週間くらい学校に行っていない
家にも帰ってない。
あそこは帰る場所じゃない
「あぁ”!痛てぇよ!化け物が!」
ボコボコ
「うるさい」
「ガキが!ボスだ!
ボスを呼んできてやる!」
「勝手にすれば?」
そうだよ。みんな言ってたんだ
──────化け物だ!
──────嫌!来ないでバケモン!
──────どうしてこんな子を産んだんだよ!
──────失敗作だ…!!
──────いらない子!!
あぁ、もうどうでもいいや
このマンションの1番高いとこから落ちたら
消えれるかな…
「出久」
「かっちゃん。どーしたの?」
「どーしたも何もねぇーよ。なんしてんだよ」
「なんでもないよ?大丈夫だよ!」
「そーかよ」
「てか、もう11時くらいだよ?何してるの?」
「てめぇもだろ。人のこと言えねぇよ」
「僕はただ喧嘩してただけ。」
「俺は、テメェを探しに来たんだよ」
「そうなの!?大丈夫だよ。
僕ここにいるから安心して帰って!」
「…」
すたすた…すたすた
あぁ、いたんだ。
僕を探してくれる人。
でも、ごめんね。かっちゃん。
もう生きたくないよ、消えたい
死にたくない…ただ消えてなくなりたい
君に迷惑をかけたくない
泣きたい。泣いてみたい、
本心から笑って見せたい。
他の人には見せれない、体の傷と心の傷
いつになれば治るかな…
楽しくない
嬉しくない
つまんない
痛くない
苦しくない
悲しくない
俺はなんのために生きてるの…?笑
「助けてよ…ひーろー…(泣」
やっと泣けた。僕の本心から。
涙が止まらず落ちてくる
疲れた。
いつ死ねる?
ひーろー
助けて…
ひーろー…!!
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