~はじめに~
このストーリーあんま人気ねーな~とか思って読み返してたらありがたいことにコメントもらってました!嬉しくなったので続き書きました~(チョロい)
続きなので前回作を読んでからだとよりわかりやすいと思います!
楽しんでいただければ幸いです!
本番なしだけどセンシティブ注意
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「嫌だったらすぐに言ってね」
「嫌なら誘ったりしないよ」
サニーはオドオドした手つきで服を脱がしていく。部屋着だったため間もなく全裸になった。
サニーの鍛えられた筋肉に比べて僕は……いや、あんまり考えないようにしよう。
「えっと…」
何をしたらいいかわからないとでも言わんばかりの顔をするサニーにちょっとだけ笑えてくる。
「しょうがないおにぃだね。僕が教えてあげるから」
これで自分好みの行為にできる、そう思ってた。この時までは。
「じゃあ最初、ちゅーしよ?」
おいでと両手を広げてみせて、サニーの首にてを回す。ちゅ、と柔らかい唇が重なる。自ら少しだけ口を開けると、あったかい舌が入ってくる。上顎をこすったり歯列をなぞったり、唾液が混ざり合ってどっちのかわからないや。
しばらくしてから口を離すと、自分の頬が紅潮している感覚がある。少しぼやけた視界でサニーの顔を見ると、目を細めて幸せそうに微笑んでる。サニーってやっぱ僕のこと好きなんだな。改めて実感して少し恥ずかしくなる。
「つぎ…どこにしようか?」
下を触ってもいいけど、サニーのために一段階クッションを置いた方がいいかもしれない。
「…胸、触ってもいい?」
一瞬思考停止した。え、胸?乳首ってこと?てかまず男って乳首で感じんの?ファンタジーだけでしょ…?
いろいろ考えたけどまあ別に触られて困ることも無いしOKを出した。
「んふ、あぅばんのおっぱいかわいい…」
そう言うと顔を胸に近づけ、ちゅっと突起にキスをする。赤ちゃんみたいでかわいい…!
片方は口で吸ったり舌で転がしたりして、もう片方は指でつまんでくりくりと小刻みに動かしている。最初はくすぐったいだけだったはずなのにだんだん腰が揺れたり指先にぴりぴりとした刺激が加わってきたりして、身体は正直なんだなとふと思う。
「ふふ、あぅばん腰揺れてる…♡そんなに気持ちいいの?ここ」
上目遣いで意地悪く聞いてくるサニーの問いには無視をかましてやった。それが仇になったのかもしれないけど。
するりとお腹から腰にかけてゆっくりサニーの手が伝う。その刺激だけでもぴくんと身体が反応してしまう。僕の身体、おかしくなっちゃったのかも…?
「こっちも触ってあげないと、苦しそうだね?」
そう言って僕のそれを掴んで上下に手を動かし始める。
「っあ!さに、やぁ…んっ…♡」
息が荒くなり、それと同時に射精感もこみ上げてきた。
ピタッ
サニーの手が止まる。
あと数回動かせば達せたのに…
「ぁ、さに…なんで、??」
「だってイっちゃったら勿体ないでしょ?これからもっと気持ちいいことするのに♡」
十数分前の純粋なサニーはどこへやら。
今となっては圧倒的な”雄”を漂わせている。次に来る快楽を想像しただけで背筋がゾクゾクとした。
「おにぃのえっち♡」
「あぅばんもね…♡」