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※🔞
ーーーセイトside
震える手でナオを抱きしめる
背中に手を回し宥めるように
ポンポンとさするナオの手
セイト「ごめっ..ナオちゃん、ごめんな..」
頭の中がぐっちゃぐちゃで
パニックになる
ナオヤ「大丈夫。大丈夫やで?」
そう言いながら俺の背中をさする
ナオの声は少し震えていた。
ーーー数分前
飲み物を持って、部屋に戻ると
ナオが誰かと話していた
ナオヤ「あっ..今セイちゃんちに おんねん..」
何故か気まずそうに話すナオに
″ごめん″と言いながらスマホを除くと
″エイキ″の文字
頭が真っ白になった。
気づけば、俺の目の前で
涙をポロポロと流しながら
怯えているナオがいて、
ナオヤ「せいちゃ..グスッ、やめてやっ..」
ナオの怯える声が聞こえ、
俺は自分の最低な行為に気づいた
セイト「あ..俺…ごめっ..」
咄嗟にナオを起こして抱きしめる
″大丈夫、大丈夫″俺の背中をさするナオ
微かに震えている手
…俺、もうアカン。
俺がナオの首に唇を沿わせたとき、
咄嗟に漏れたナオの声
ナオヤ「ちょ..ちょっと落ち着いてやっ..んっ..」
その声が聞こえて、思わず
″ゾクッ″とした
何も考えられなかった。
ただ感情のままをナオにぶつけ
自分の欲のままに動いた。
俺の物だと証明するように
首筋に強く吸い付く
時々ナオが″痛っ″と声を漏らすことさえも
俺の独占欲の材料にしかならない
…もっと言ってや。
俺のことしか考えられへんくなって。
気づけばそんなことを思っていた
ーーー
何度も、何度も謝る俺に
ナオヤ「大丈夫やで、、っ?」
不安そうな顔のまま
そう短く返事をして、頭を撫でてくれる
そんなナオの首筋には
俺が欲をぶつけた印がくっきりと
浮かんでいた
こんな思いさせたかった訳じゃない。
何を言っても取り返しのつかない
ことをしてしまった。
段々と自分がやってしまった事の
重さが深くのしかかる
セイト「…ナオちゃん、ホンマにごめん。今日はもう、、帰ってくれるか、?」
絞り出すように呟く
ナオヤ「…うん。わかった。」
そう短く返事をし、ナオは部屋を出ていった。
ーーーナオヤside
セイちゃんの家をでて
フラフラと自分の家に帰った
部屋について安心してうずくまる
ナオヤ「…。」
おもむろに鏡を手に取り自分を映すと
セイトの部屋着を着たまま、緩む
首元には″赤い印″がジュワッと浮かんでいる
あの痛みの正体。
ナオヤ「セイちゃん..、どないしてん..」
エイキとの電話に気づいたセイトが
急に冷たい視線をナオに向けて
セイト「..なんで?なんでエイキと電話してんねん」
怒ったような目
気づいた時には首筋にセイちゃんの
感触があって
抵抗するナオに
″嫌か″と聞くセイトに
何も言えずに首を振った
なんで、追い返したりしたんよ…
ちゃんと話してよ..
″ピロンッ″
モヤモヤと考えを巡らしていると
ベッドに放り投げたスマホが光る
ナオヤ「..セイちゃん..?」
急いでスマホを手に取ると
💬エイキ「落ち着いたら電話して」
エイキからの連絡だった。
あの出来事の最中、いつの間にか
切れていたエイキとの電話
ナオ「もうっ..ナオはどうしたらいいんよっ..」
もう今は何も考えたくない
そっとスマホを閉じ
ベッドの上で静かに目を閉じた。
ーーー
ナオヤ「…ん」
気づけば眠ってしまっていたみたいで
窓の外の景色は真っ暗になっていて
📞…
手の中のスマホが振動している
ナオヤ「…」
エイキ「..ナオちゃん」
エイキの優しい声に
目頭が熱くなる
エイキ「大丈夫?」
そう短く聞くエイキに安心してしまった
ナオヤ「..ナオ。嫌じゃ無かったんよ。
でもっ、、セイちゃんが、セイちゃんじゃなくなってたっ、、」
気づけば泣きながらエイキに
気持ちをぶつける
エイキ「…うん」
エイキは何も言わずに相槌をうつ
ナオヤ「セイちゃんがっ..知らない人みたいで..咄嗟にっ..グスッ」
″怖いと思った″ そう言おうとして
口を閉ざす
エイキ「…怖いとおもった?」
図星をつかれ、何も言えなくなる。
ナオヤ「…。」
エイキ「別にセイトを庇ってる訳じゃない、それだけはわかって欲しい」
そう前置きを置くエイキ
エイキ「…セイトは、ナオちゃんの事、傷付けるつもりはなかったと思う。むしろナオちゃんを怖がらせてしまったこと、今死ぬほど後悔してると思う」
セイトの気持ちを代弁するように
優しく話すエイキ
エイキ「…。ナオちゃん..、嫌じゃなかったんやろ?」
そう聞かれ、セイちゃんとの日々を
思い返す
小さい頃から一緒
会わない日なんて1度もなかった
高校生に上がり、少し大人っぽくなった
セイトに、無意識に″ドキッ″と
することもあった
ナオヤ「…昔から。いつかこんな日がくるんかなって、思っててん。セイちゃんと..その..」
言葉を詰まらせながら、必死に話す
エイキ「..そこまで思ってたんなら、セイトの気持ちも、ナオちゃんの気持ちも、もうわかってるんじゃないの..?」
″ナオちゃんの気持ち″
その言葉が引っかかる
ナオヤ「..ナオの気持ち..。」
セイトの笑顔や行動に
無意識に″ドキッ″とすることが増えたとき
ナオは気づかない振りをしててん。
..幼なじみのセイちゃんに
″そんな″感情抱くはずない
そう自分にセーブをかけて
この関係が崩れないように、、
セイちゃんとずっと一緒に居られるように
気づかないふりを続けてたんよ。
ナオヤ「..ナオ。セイちゃんの事、好きなんかな..。」
そう震える声で呟く
エイキ「..。正直、俺にしたら?って思ってる。咄嗟の行動でも、ナオちゃんを傷つけたセイトが許せない。」
″また傷つくかもよ?″ そう言う
エイキの声は冷たい
エイキ「俺にしなよ。俺はナオちゃんを傷つけない自信があるよ?」
真っ直ぐな声でそう伝えてくれるエイキに
何も言えなくて、黙り込んでしまう
エイキ「…、ごめん。返事はまた今度でいいから。」
ナオの様子に気を使ったのか、
そう言ってエイキは電話を切った。
コメント
1件
湊さん、第18話読みました…! うわ、めっちゃ重たい空気…セイトの独占欲と後悔、ナオちゃんの戸惑いと気づき、両方の心情がリアルで胸が締め付けられました。特に「嫌じゃなかったけど、セイちゃんじゃなくなってた」っていうナオちゃんの台詞、めっちゃ刺さった…。エイキの告白も含めて、これからどうなるんだろう。三角関係、続きが気になります🔥
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