「……あ~、だりい。いつまで見張ってりゃいいんだよ、クソ」
「目が覚めるまでだろ。つか、二人いるけどどうすんだよマジで」
「知らねえよんなこと。あっくんに聞けよ」
「やだよ、殴られっし」
知らない声の男が二人話してる。
びりびり痛む頭に声が響いて、うるさくてたまらない。
あれ? あたし、何してたんだっけ。
「あっくんとこ行ってくるわ。ちゃんと見張っとけよ、ミカ」
「ああ」
ガチャリとドアが開く音がして、閉まる。
残ったほうがため息をついた。
「……あー、マジ最悪。女を拉致るとか……だっせえ、何やってんだ俺」
ラチル?
らちる……拉致?
「しかし全然起きねえな。コレ、生きてんのか?」
つんつん、と頬をつつかれた。
「スタンガン強すぎたんかな。……あ、パンツ見えてる」
……なんだと!?
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