「 お兄さんと 俺 」
もとぱ ( おにショタ
最近おにショタ流行ってるような流行ってないような…??私の中では大ブームです。書いてくれたら泣いて喜びます。
とりあえず可愛い若様が書きたかったんです!!!
若井side
孤独。
東京の夜に、キラキラしたビルに、キラキラした人生、キラキラな顔。
その裏には孤独をみんな持っている。それを隠そうと体を売ったり、誰かに愛されたくて必死になる。
俺もその1人、金と愛の為ならなんだってする。愛されたい。そんなヤツ。
まぁ、何が言いたいかと言うと…
親に追い出されたから誰かに拾ってもらいたい。そんなこと。
東京のちょっぴり田舎な方から歩いてきて、めちゃくちゃ都会の方へ来た。
ここなら誰か拾ってくれるでしょ。最悪体売って金稼いでやり過ごすしかない。
「 はぁぁぁぁぁっ … 誰か拾ってくれねぇかなぁ … 」
地べたに座り込んだボロボロの服を着た俺は、誰が見ても虐待されたのかな、と思うだろう。
ボロボロの服から見える腕は痣だらけだし、顔にも古い傷から最近つけられた傷までびっしり。アザもあるし赤い血が着いている所もある。
「 ねぇ僕 、1人? 」
「 …んぁ 、1人です … 」
可愛い顔をしていて小柄な人に声をかけられた。でも男の人っぽい所もあって、服はチャラい。見た感じ大学生かな。
小学五年生の虐待されていじめられてる俺とは大違い。自由に起きれてるのかなあ。いいな。でも相手は男、どーせ体目当て。
「 … 俺ん家、くる ?
アパートだし一人暮らしだから部屋汚いしちっちゃいけど …笑 」
「 … 壁は?薄い? 」
「 んー 、まぁまぁ …結構薄いかな…
というか、なんでそんなこと …笑 」
そりゃ…、喘ぎ声隣に聞こえたら嫌だから、てことで聞いたんだけど…
「 … 俺喘ぎ声うるさいっすよ?近所迷惑になりますけど 、 」
「 …ふはッ 、ほんとに子供?笑 」
「 まぁ、小学五年生ですね 、 」
「 あっは、笑 小5がそんなこと考える時代になったのか 、笑
ま、いーよ。襲うつもりなんてないし、 」
「 …そーですか 、金は払うんで、住まわせてください 。 」
こんなこと言ったけど、月の家賃を払うのには2人程に身体を売らなきゃ行けない。毎月。それに食事代もあるし…、自分の物も買いたいし、この人の家に住まわせてもらうからお礼もしたいから…5人?
1人2万貰えればいいくらいかな。まぁ欲を言えば1人5万ほど欲しいけど。
「 金って 、笑 体でも売るの? 」
「 まぁ 、それしかないですね。 別に慣れてるのでいいですよ 。 」
ほんとに慣れてはいる。親が金稼いでこいと言った時は何度も体を売った。
この時代はショタコンのおじさんが多いから、結構お金は稼げる。ホントの愛は稼げなかったけど。
でもニートの太ったおじさんしかいないから、不潔すぎて嫌だった。どうせなら綺麗なイケメンに体売りてぇ…今話してるお兄さんとかね。
「 はぁ、笑 ま、お金は気にしないでよ。俺バイトしてるから稼いでるし~ っ …
俺含め2人は養えるくらいの財力はあるしさーっ 、笑
結構お金の管理俺上手いから、笑 ね! 」
「 … 、お金欲しかったら言うんで、 今日からお願いします 。 」
「 はは ッ 、はーい 、笑」
てことで俺は名前もまだ聞いていないお兄さんの家に住まわせてもらうことになった。
若井side
「 … アパートってここですか? 」
「 そーそー、 ここの2階で1番右の部屋 、あそこ、 」
「 へぇ ~ … 」
無愛想な俺を見てふふっと微笑むお兄さんが不思議で仕方ない。こんな奴のどこに笑う要素があったんだ。
「 … なんですか ? 」
「 いや 、大人びてるな ー って 、笑 」
…やっぱりお兄さんって不思議。大人びてるって愛嬌もあって世渡り上手な事だと俺は思うんだけどな 。
いや、顔つきと身長からか?
そんな事を考えていたらいつの間にかお兄さんの部屋に着いていた。
「 はい、入りな 、 」
「 … お邪魔します 、 」
鍵にはたくさんのキーホルダー。ハムスターなどの動物系がたくさん。可愛いの好きなのか?それとも彼女の趣味?
彼女がいるなら俺来てよかったのか…?
ヤるつもりはないって言ったし…女いるんだろうな。夜中に喘ぎ声聞かされるのも慣れっこ。母親が父親がいない夜に男を連れ込んでたから。その間父親はギャンブルか風俗にいってたけど…
あー、思い出したくもない。きもちわるい吐き気がする。あんな親のこと考えたくない。
「 … なんか失礼なこと考えてそ~ 、笑
何考えてんの ? 笑 」
「 … キーホルダー可愛いの多かったんで、可愛いの好きなのかな~ 、それとも彼女の趣味かな ~って 、 」
「 彼女いない=年齢の俺に言うか …?それ、笑
可愛いの好きなだけだよ、兎とか猫とか可愛いじゃん 。勿論ハムスターも 、笑 」
「 まぁ、可愛いの見ると心臓キュッとなりますよね。 」
「 わかるー!涙出てくる 、 」
「 あ~ 、俺もなります 。」
ほんとにこの人可愛いの好きなんだな。この後家の中のソファでものすごいくらい語られて、覚えているのは明日ぬいぐるみ買いに行く?と言われたこと。
勿論行く。俺自身も可愛いのは好きで、そのせいでいじめられているのもある。
お兄さんは好きを貫けてていいな。
「 ぁ、名前 何 ? 俺は大森元貴 、 」
「 若井滉斗 、 です 」
「 ん~ 、若井 ! 俺は?元貴 って呼ばないの? 」
「 … お兄さんで 、 」
「 … まぁよしとしよう…? 」
どちらかと言うと元貴にぃさんとかの方がよかった、と頬を膨らませるお兄さんは子供じみていた。
いつかは呼んでやろう。いつか、
「 ん、お風呂入ってきな ? 自分で入れる ? 」
「 そんくらいできます から 、っ …!!
お兄さんは、? 入って来てくださいよ、俺住まわせてもらってる身分ですし 、 」
「 いーよいいよ 、笑 入って入って 、 」
「 … それじゃお言葉に甘えて … 」
でも俺着替え持ってないんだよな…ま、用意してくれなければ今日の服着よ。
「 っ …た 、 」
傷口にお湯が染みる。今日も殴られたり蹴られたりで無数の傷が体に広がっている。
浴槽にはお湯がきちんと溜まっていたが、血で汚れては行けないと思い入らなかった。
着替えはお兄さんの服が置いてあり、下着までは置いていなかった。
少し俺は潔癖なところがあるからそこは助かった。人の下着を身につけるのは少し抵抗があるから。
人に身体は売ってるけどね、笑
#1.「 拾 」
おにショタ楽しすぎる。
コメント
2件
ヤってくれぇ…!!! 大森さんのお家可愛すぎる 🤤