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詩夏はあまり眠れずにいた。
昨日の出来事が気になって仕方がなかった。
ちなが一体何者なのか。
それはちな以外誰にも分からない。
『今日は2人ともテンション低いね〜!何かあった〜?』
ちなが2人に話かける。
昨日のことを忘れさせようとしているのか。
『なんでも…ないです。ただ、少し寝不足で…』
『昨日のこと…気にしてる?』
ちなが詩夏に問う。
『…少し気にしてしまっているかもしれません』
『…そっか、まああの家は近寄らない方がいいよ。』
『昔、何かあったの?あの家で』
琴音が震えた声で聞く。
琴音も気になって仕方がなかったのだ。
『うーん、事故物件的な感じかな。あまり詳しいことは言えないかな〜!』
ちながスラスラと話した。
2人は怖がっているのに対して、ちなは全く怯えているようには見えなかった。
『そうですか。』
『ま、まあ!元気だして!今日私の好きなあの可愛いお店行こうよ!!ね!!』
『それ琴音が行きたいだけでしょ』
詩夏が少し笑顔になった。
2人は安心した。
放課後
『よーし!可愛いお店行こー!!』
そして3人は学校を出た。
すると辺りは暗くなり、人はいなくなった。
詩夏が言う
『来る』
するとそこには見た事のない量の悪者が居た。
『えっ、』
詩夏と琴音は驚いたが、ちなは慣れているような感じがあった。
それを見て2人は安心してしまった。
だが、悪者は多かった。こちらの方が圧倒的に人数不利。
詩夏は悪者に頭を殴られ血まみれだった。もうあまり動けそうにない。
琴音もボロボロだった。
ちなは他の悪者達の相手をして、詩夏達に構う余裕などはなかった。
そんな状況でも、琴音は立ち上がった。
大切な人をを守るため。
『うおおおおお』
琴音は強かった。
次々に悪者を倒していく。
だが、そんな琴音も限界に近ずいている。
琴音の呼吸が荒かった。
『はぁ、はぁ、負けてらんねぇ…』
『琴音!!!』
詩夏が力を振り絞って叫んだ。
琴音が後ろを振り向くと──
もう遅かった。
すぐ後ろに悪者がいた。
詩夏が苦しそうな顔で氷を出す。
『あぁぁぁああ…』
詩夏が悲鳴をあげる。
『…こ、琴音…!!!』
返事はなかった。
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