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こあです!
初めてのノベルなんですけど、今回は薄スミを書きます!!
尊いですよねぇ~…
と言っても、内容が思いつかないので、イラストからたまたま思いついた妄想を膨らませてみました!
通報しないでね⁉
では、どうぞっ
わたくしは赤根スミレ。
この村で贄として捧げられる娘で、薄暮の妻ですわ♪
…今、困ったことが起きていますの。
薄暮と喧嘩をして(薄暮が構ってくれなかったんですもの!)、家を飛び出して来てしまって…
そしたら、すごい雨が降ってきましたのよ!
それに、家からだいぶ遠いところまで来てしまったの…
雨宿りをできる場所があって助かりましたわ…
それにしても、早く止んでくれないかしら。
「薄暮…」
来るはずがないのですけれど…
「わたくしのお世話役なのではなかったのですか…?」
勝手に出てきておいて、今更弱音を吐くなんて…
ダメですわね。
「…呼んだ?」
「…薄暮…?」
どうして薄暮がいるんですの?
わたくしがどこに行ったかなんて分からないはずなのに…
「きみ、大丈夫?震えとるよ」
そういえば、少し寒いですわね…
…薄暮、心配して来てくれたのかしら。
「大丈夫ですわ。それより、どうしてここが分かったの?」
「きみのことだから」
「…⁉」
な、何を言っているんですの⁉
わたくしのことだから…って…!!
「…どうしたん?急に赤くなって…」
「貴方のせいですわよ!」
薄暮、無意識で言っていたんですの⁉
それはそれで怖いですわね…
今だって、さりげなくわたくしの肩に上着をかけてくださってますわ。
「ふふっ」
「なんや、急に笑い出して」
「わたくし、薄暮のことやっぱり好きですわ♪」
遠回しにわたくしのことをいつも守ってくださって…
不器用だと思っていましたが、意外としっかりしていますわね。
「はあ…」
今日こそ、二つ返事ではなく言わせてみせますわ!
貴方にちゃんと好きだって!
「薄暮、わたくしのこと好き?」
「好きも何も、僕はきみの世話役やからね」
まあ!曖昧なお返事!
けれど、今日は諦めませんわよ。
「嫌い、ということですの?」
これで薄暮も…
「いや、別に…」
……もしかして、わざと言っていないのではなくて、照れているのかしら?
可愛いですわ!
「ふふ、いつか言わせてみせますわよ♪」
「…?」
はい、もうこの後考えるの面倒なので、やめちゃいました!
ではまた~