皐月『桜ありがとう、話聞いてくれて…、お陰で少しスッキリしたよ』
桜「…そうか」
皐月『…、わざわざ夜中にゴメンな、また明日学校で』
桜「おう、ちゃんと来いよ」
俺は手をヒラヒラさせて帰路に着いた。
夜中だから人っ子一人さえいない、静かで真っ暗だ。
落ち着く……。
この静けさと周りが見えない様な感じがまさに俺だな…、心みたいだ…。
商店街辺りの細道を通ってたら
梅宮「…ッ!皐月!見つけた!!」
横道から突然梅先輩が現れた。
皐月『え、何で先輩ここに?寝てたんじゃ?』
梅宮「最初は寝てたけどちょっと経ったら目が覚めて隣見ても皐月居ないから心配で家中探しても居ないから!探しに来たんだよ!」
そう話す梅先輩は汗びっしょりで、申し訳ないことした。
皐月『あっはは、すんません、ちと野暮用で』
梅宮「…、こんな夜中にか?未成年が?」
皐月『梅先輩は世の中を甘く見すぎてますよ、俺みたいに夜遊びするような奴もいるんすよ、誰しもがまともな生活なんておくってませんよ』
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