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次に私が起きたのは空が綺麗なオレンジ色に染まっていた
魅華)マジか……寝すぎた…
顔を洗って直ぐに教室を飛び出した
廊下
学校の廊下を猛ダッシュで走っていたら空き教室から話し声が聞こえ1部声には聞き覚えのある声が聞こえ少し興味本位で聞き耳を立てることにした
魅華)(なんだろ…仕事の話とかかな)
気配を完全に消して扉に耳を当てるとどうやら告白?ぽい声が聞こえた
魅華)(青春だな〜笑)
女の子)あ、あのね…私…ずっと入った頃から真琴くんと鈴くんが好きだったの!付き合って下さい!
魅華)(おぉー、すごい直球だ)
2人はしばらく沈黙だったあと「俺ら弱い奴を可愛がるほど強くないし好みじゃない」と、物凄いいいようだった
魅華)(まぁそうだよなぁ…この2人の性格ならまぁ…)
性格を知ってる私ならまぁ仕方ないよなぁ…と気持ちもあったがもう少し柔らかく断れよ!なんて気持ちもあった
魅華)(女の子大丈夫かな…)
少し気になって式を飛ばし中の状況を確認する
女の子)わ、私が強くなるわ!2人を守れるぐらい強くなるわ!
真琴)ごめんけど言ったじゃん好みじゃないって俺らぺちゃぱいタイプ
魅華)(こいつなにいってんだ)
女の子)じ、じゃあ脂肪吸引するわ!
鈴)いやいや、俺ら先ず人間が嫌いだし…せめて俺らとおんなじ獣人がまだいいし
女の子)わ、わかったわ!つけ耳とかでいいなら!
魅華)(必死すぎ…)
2人)ていうかまず…俺たちがストーカーするやつに対して好きになれる?
魅華)(いやストーカーしてたんかーい!)
思わず突っ込んじゃったよ!?え、ストーカーしてたの!?いやいや、そりゃ拒否られて当たり前だわ!
魅華)(良くもまぁ…)
すげぇなぁと思ってたらコツッコツッと足音がこちらに来た
魅華)(まぁ私?ほとんど今生きてるかどうか怪しいぐらい気配消してるからバレないっしょ〜!)
なんて鷹を括っていたらガラガラッと扉が開いて
思わず上の方を見ると殺意混ざりの笑顔を見せてる双子がいた
魅華)(こ、これ…バレてるかな…)
しばらく目を合わせていたら2人に腕を捕まれ「俺らこの子と付き合ってるから二度と関わってくんなストーカー笑」と言って私を引き摺った
魅華)あ、あぇ…?
ポカンとした顔をしたまま暫く引きずられていたら2人がフーっと息を吐いた
魅華)ちょ、お前ら馬鹿か!私を何勝手に彼女にしてんだ!
2人に牙を剥く
真琴)いやぁ、ちょうどいい所に女の子が居たもんで笑
魅華)殴るぞ!
扇子を出して閉じる
鈴)ちょ、分かった!1ヶ月間だけ付き合ってよ!その間にストーカーの件片付けるからさ!
魅華)んぁ”〜?しゃーねぇな、1ヶ月だけだからな!その間に問題事全部片付けろよ!
2人)やったー!
魅華)チッ…私はもう帰るからな〜あ、その問題が解決したら私にラーメンとマックとスタバと欲しい服とかの奢りな
2人)え”ー!!!
魅華)あんた達が私を巻き込んだんだ、頼むね
後ろからギャーギャー声が聞こえるが何も聞こえないふりして寮に戻った