お願い
……………………助けて
____事の発端の1時間前
桃side
コンコンと会議室に現れたのは以前赤や紫が嫌いだと言っていた𓏸𓏸会社の社長だった
桃「え?𓏸𓏸社長!?え、どうしてこんなところに!?」
𓏸𓏸「いやいや!実はこちらに用事がありましてついでに桃さんもいると聞いてせっかくならばあの取引の話を進められればと思いまして」
桃「それはそれは!!今会議終わったところですのでぜひ!あ、ここでよろしいですか?」
𓏸𓏸「せっかくならば私の会社に来ていただけませんか?そちらに書類が揃っておりまして」
桃「かしこまりました!」
まさかの𓏸𓏸社長だった
何故か赤と紫は嫌いだ!俺の事を変な目で見るやつだと言っていたが俺は別にそう思ったことは無い。
むしろ仕事に関してめちゃくちゃスムーズに対応してくれるし….
というのも俺は2人の秘書なのはもちろんなのだが自分で取引を受けたりすることもやっている
あの二人には危ないだの桃にはまだ早いだの言われて止められたがΩであるという縛りに守られて行くのももう懲り懲りだ
そのためその反対を押し切り今取引を進めているところだ
上手く行けばもっと仕事の幅が広くなるかもしれない一隅のチャンスなのだ
𓏸𓏸「ではうちの車で一緒に自社に向かいましょう。さぁどうぞ」
桃「ありがとうございます!」
赤と紫に連絡ーはいいか
すぐ近くだし
多分そんなに遅くならないだろう
__そう言っていた1時間前の俺をぶん殴りたい
紫side
赤「桃がいないって、どーゆーことだよッッ!!」
ダンッと机を叩く赤
瑞「だーかーらー!そのまんまの意味!!会議室に行ったんだけど桃くんの姿が見えないの!会議一緒だった人に聞いても先に出たからわかんないって((汗」
焦る瑞なんなら目に涙を浮かべている
その理由は桃だ
会議終わったあと俺たちはその会議室に向かったのだが桃の姿はおらずむしろ会社にいないという始末
紫「てことは𓏸𓏸のやつ桃と一緒にどこか連れていきやがったのかよ」
赤「どーする?紫。あいつの会社に連絡してみたけど社長は戻ってきてねーって言うし」
紫「くっそ…あいつにGPS付けとけば良かった」
あいつの嫌がることはしたくないとひよったのがいけなかった
あいつ、𓏸𓏸というやつはうちと取引した最初から桃のことを怪しい目で見ていた
やけに近い距離でボディタッチも多くそのため警戒していたのだが桃が契約を自分でとったと聞いた時は流石に止めに入ったのだが…
“俺だってΩでもやれるってところ見せてやりたいんだ。αに守られるなんてもう懲り懲りなんだ”って苦しそうな顔をする桃にそれでもやめとけなんて言えるはずもなく
赤「…𓏸𓏸のやつ、やっぱり潰すべきだったくそッ」
瑞「こさめ桃くんがどこに行ってたかもう一度社員に聞いてみる!!何かあったら連絡するから!」
紫「…瑞、よろしく頼むわ」
赤「俺は𓏸𓏸のところの会社に話詰めてみるわ」
紫「おっけ、そうしてくれ」
俺はそうだな…
紫「桃に届いてた手紙…そこにヒントはあるか?((ボソ」
頼むから無事でいてくれよ桃
すぐお前を見つけ出してやるから
コメント
3件
主様お疲れ様です✨️3人とも🩷くんを助けてあげて、続き楽しみです✨️無理しない程度に投稿頑張ってください
続き楽しみです! どうなるんだろう 待っています!