『バ イ セ ク シ ャ ル の 俺 ら 。』
蘭竜。
途中で春千夜出てくる。
誤字脱字注意。
どぞ。
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竜胆視点。
「お 前 は 飽 き ね ぇ の ?」
突然鳴り響いた声。そこには俺の兄貴、灰谷蘭が立っていた。
竜「…何に飽きるんだよ?」
蘭「、俺らの関係に。」
竜「飽きるわけねぇじゃん」
そう、俺らはただの兄弟なんかじゃない。
“バイセクシャル”なんだ。つまり恋人。
小さい頃から兄貴と結婚するのが夢だった。
小さい頃、兄貴と結婚するのが夢だと友達に言ったことがあった。
大体何て言われたか想像出来るだろう。
『気持ち悪っ』
…そう言われた。俺にとってはこれが普通だった。女も好きになることはあるけど
男を好きになることも普通のことだと思ってた。
その日から俺はバイセクシャル(兄貴のことが好き)だということを隠した。
でも兄貴は皆に知って欲しいと言っていた。
理解してくれる人が居るって、だから皆に知って貰おう、と。
居るわけねぇじゃん。兄貴が何を考えているのか全く分からなかった。
いや、分かろうとしなかった。
俺らの恋を否定してほしくなかった。
こんなことを皆に知られてもメリットなどない。兄貴や俺が辛くなるだけ。
でもずっと、何年も、俺らは愛し合ってきた。
それを今更飽きる?
んな訳ねぇだろうが、
しばらく沈黙が続き、俺が口を開いた。
竜「…兄貴は、もう俺との関係に飽きたの?だからそんなこと聞くの?」
蘭「そんな訳なi」
蘭 :ビクッ
竜「なら、なんでそんなこと聞くんだよ、」
蘭「…お前はまだこの関係を隠そうとしてる?」
竜「まず俺の質問に答えろよ、」
蘭「俺の質問に答えてくれたら答える」
竜「…ハァ、隠そうとしてるよ、誰も理解してくれる訳ねぇだろ?」
蘭「…三途は、理解してくれたよ」
竜「は、?もしかして言ったの?三途に?」
蘭「…ああ」
またしばらく沈黙が流れる。
竜「そんなの信じるなよ、哀れだと思って同情してるだけだろ、」
ハッとなり兄貴の方を向く。
蘭「はは、やっぱそうだよな、」
そうやって苦しそうに笑っていた。俺は何も言えなかった。初めて兄貴のそんな顔を見た。
春「…おい」
竜「!?」
蘭「!?」
蘭「な、んでここに?」
春「ハァ、話たまたま聞いちまった」
竜「うそ、だろ」
春「ほんとだよ。ったく、俺が同情するとでも思ってんのか?」
竜「思わない、けど」
蘭「………」
ポロポロ
春「蘭!!?」
竜「兄貴!!?」
蘭「やっぱ、同情してたのか?」
春「だーかーらー、俺は同情なんかしねぇよ、そんな優しくねぇんだわ」
蘭「………」
それでも不安そうな顔をする兄貴。
俺は何を言ったら良いか分からずそこに立ち尽くしていた。
蘭「、は」
竜「え、?」
春「蘭はそんな不安そうな顔すんなよ、竜胆はそんな訳わかんねぇ顔すんな。お前らがずっと辛かったことはもう、知ってっから」
何だよ訳わかんねぇ顔って、しかもなに抱きついてんだよ俺らに。こいつ後でぶっ飛ばす。
でも、何か分かんねぇけど、すげぇ安心した気がする。
春「はっ!?何でお前まで泣いてんだよ!?」
竜「あれ、何でだろ、笑」
春「…無理に笑うんじゃねーよ」
竜「…ごめん。」
蘭「そーだぞー。困ったこととかあったら兄貴に相談しろよー♡」
春「おいおいwさっきまで泣いてた奴が何か言ってんぞーw」
竜「ははww」
蘭「忘れろ馬鹿共」
❦END❧
途中から何を書いてんのか分かんねぇわ。
すまんすまん。
イラスト待ってろ(๑•̀ㅂ•́)و✧
じゃな。
コメント
14件
めちゃめちゃ最高です大好き💞
わわ、最高です😭
めちゃめちゃ最高でした😭✨ 大好きです!!✨