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忘れてたわけではないよ

御本人様に関係ない

























┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈nk視点


「……落ち着いた?」


kn「……ズッ、うん、ありがと゛」


br「まだ泣いてんじゃぁーん」


kn「うるさい」


br「いたぁい!」


軽く小突かれて、炎使いの彼はオーバーリアクションをする。それを皆んなで笑って、昔を思い出す。


shk「……昔はいっつもスマイルが泣いてたよな」


sm「えぇ?シャークんでしょ」


「いやどっちもな?」


br「いつも泣いてて、その度にきりやんがなんかしてたよね。それでみんな笑って……」


今は、なにかが物足りない。


その空白に埋まるのが誰かは、もうみんなわかっている。


kn「……迎えに行こう。きりやんを。」


だから、その言葉に反対するものはいなかった。


「……あのさ、俺ら、今のままじゃきりやんに勝てない。1個、作戦がある。…無理難題なのはわかってる。でも、聞いてくれない?」


kn「…この中で1番頭が回るのはnakamuだもん。聞かせて?」


「……まずは__」



















「……っていうのなんだけど、いける?」


kn「…みんな、行けるよね?」


sm「……まぁ、頑張るか」


br「賭けに出ますかぁー!」


shk「…うん。行ける。」


kn「……よし、じゃあ、行こうか!






きりやんを取り戻しに!」










友らは、かつての親友を取り戻しに行った。

















城は先程と同じように、あの友がいる部屋以外は安全だった。



kn「……みんな、行くよ?」


「うん。」


sm「行こう。」


br「頑張ろう!」


shk「……絶対に勝つ!」



皆、決意はみなぎっていた。






そしてまた、扉を開けたのだ。














彼は、部屋にぽつんと座っていた。





kr「……あぁ、また来たの?……あーあ!せっかく生かしてあげたのに!」




彼の周りに、どんどん本が湧いてくる。



kr「今度はちゃんと倒さないと!」













戦闘開始だ。







「Broooock!」


br「はぁーい!」


俺が炎使いの名を呼べば、彼は1面を赤く染める。



氷使いである俺はさっきこれで自滅をした。


だが考えていないとでも?



“Broooockが1面を燃やす。”


“でもnakamuは?”


“俺は……”



「全ての冷気を身体に取り込めばいいんだよ!」


パキッ!


自分が凍るほどの冷気。


その強さは炎では燃えない。


それに賭けたのだ。


「……っし!プラン続行!」


kr「……プランて、そんなんやっても勝てないよ?…Г吹きt


sm「ඉ ღやめろ


kr「……あー、そういうことね、?」


“きりやんは呪文系の魔法が使える。だから、スマイル。お前が解除魔法であいつが魔法を使うのを防ぎ続けるんだ。”


kr「……やっぱりスマイルが1番だるいかぁ」


きりやんは、門番の方に手を伸ばす。


無口頭魔法を使う気だ。


shk「させねぇよっ!」


ガンッ!


そして、護り人がそれを防ぐ。


“シャークんはスマイルの守りに徹底して。スマイルは俺らの核だ。”



“絶対に近づけるな。”




「……すぅぅぅーッ」




思い切り息を吸う。


冷気で凍らせるのではない。



俺さ、喉に刺さったりしてデカい氷吐くの得意なんだよね。



kr「……っ、?!いったぁ?!」


大きい氷が降ってきたら、そりゃあ痛いよなぁ?


“俺はとにかく氷をあいつにぶつける。少しずつ体力を削るんだ。”



br「へいへい!こっちのこと忘れちゃってんじゃないのぉ〜?」


ぶぉあっ!


炎はさっきよりも威力を増す。


俺らの連携によって、それは更に。


kr「……っ、くそ、だるいなぁ!」


kn「…!伏せろ!!」



どかんっ!!



shk「……ッつ゛ー、」


sm「இ」


「スマイルこっち届いてない!Broooockが!」


急に、知らない魔法が出た。


なにか……棘か?でかい棘が周りに飛んで、爆発した。


きんときのおかげで間一髪致命傷は避けれた。


だが、皆負傷した。


俺は怪我したところを氷にすれば良かった。


だが、Broooockの出血がやばい。


sm「わかったそっちに__」


br「来なくていい!」


炎使いは、大声を出す。


br「nakamuもさぁ〜っ、自分で治せんだよ?…ならさっ、…僕にも出来んじゃないの?!」


炎使いは無理やり立ち上がる。


それを支えにいこうとしたが、その必要はなかった。


ぶぉあ!


彼の傷口から、綺麗な赤色の炎が出たのだ。


それはたちまち、彼の傷口を塞ぐ。


br「……Broooockくん覚醒成功!」


炎使いは、そう言ってにっと笑う。


kr「……最悪!!回復要らないの増えてんの〜?!めんどくさいなぁ!」


彼は感情的になっていた。


どこかで、何かを叫んでいた。


kr「……っ、くそ、もーっ!」


「……きりやん?」


kr「なんも上手くいかない!魔王様!助けてよ?!」


shk「……きりやん、どうし_」


kr「うるさいっ!」


予想外だった


きりやんが、感情に任せて暴れようとした。


シャークんが、



死___














キンッ!









kn「……ギリギリセーフ?」



勇者は、きりやんの攻撃を防いだ。


“きんときは時を見計らって、攻撃して欲しい。とにかく戦場を見て、攻撃はしにいかないで。”


“なんでさ?”


“勇者にはかっこいいとこ、見せて欲しいでしょ?”




kn「勇者のかっこいいとこ、見せれたんじゃない?!」


「……っ!!ナイスっ!」


kr「……なんなんだよっ、まじでさぁっ!」


まだ、戦いは終わっていなかった。


だが、勇者は魔王を抱き寄せた。


kr「…はっ、?」


kn「……ごめんね。辛かったよね。今まで。……ずっとひとりで。」


kr「意味わかんない、お前になにがっ、」


kn「俺も、ずっと寂しかった。…だからこうやって勇者になってさ。……大丈夫。もう、迎えに来たから。」


kr「…っ、もういいよっ、おれの負けだよ……」


魔王は、なにもかも諦めたかのようにそう言った。


なんで?


ここまで来て?


そう頭がよぎった


でも、こうなるのがわかっていた気がする。


彼は、ずっと1人だったから。


ずっと、こうやって誰かに抱きしめられたかったのかもしれない。


kr「……はーぁあ、負けちゃった。」


きりやんは、そのまま床に仰向けになる。


さっきまであんなに燃えてた周りの炎も消え、争いが終わった。


kr「……はー、申し訳ございません魔王様!負けてしまいました!」


彼は大笑いしながら大声でそう言った。


「……まぁ、だろうなとは思ってたよ。」


彼は、魔王なんかじゃないのだ。


kr「え?いつからバレてたー?」


「最初から。だって俺らのこと殺そうとしないもん。しかもあの暴動が起きた時きりやんが魔王ならおかしいし。」


kr「まじかぁー、俺は魔王様にはなれなかったか、」


shk「……なんで、魔王って名乗った?」


kr「……魔王様はとっくに死んでしまったからね。俺があの方の夢を叶えてあげたかった。…でも、魔王様が亡くなった後魔物は自由に暴れ……この通り俺しか居ないからね」


kn「……きりやんはいつ魔王側に?」


kr「みんなが他の街に逃げた後。ひとり残らされてる俺が可哀想だと拾ってくれてさ。育ててくれたんだよ。…あの暴動は、魔王様が亡くなるとわかって最後に…って。今の王が最低だからとかどうとかだよ。確か。」


sm「……魔王はなんで死んだ?」


kr「……言わせる?それ。まぁ言うけど……毒だよ。毒。体を侵食してきてるとわかったんだって。解毒も拒んで、死を受け入れたんだよ。あの方は。」


br「……そうだったんだ、」



kn「……結局これって、ただの芝居だったんだね。偽勇者と偽魔王。こんなん喧嘩と変わんないかぁ、」


「随分とすごい喧嘩だな?そしたら。」


kr「俺大根役者すぎでしょw…お前らを殺す勇気なかったもん、」


彼は、小さな声でそう言った。


sm「……いや、そりゃあ友達殺せないだろ。どんな奴でも。」


kr「……そう、だよね」


br「なに辛気臭くなってんの!帰んないのー?」


shk「そうじゃん。帰りがあるじゃん。」


kn「……そしたら帰りまっか〜!」


kr「おー、じゃあね。」


「……え?きりやんも一緒でしょ?」


kr「…や、俺は……いいよ。魔王様に最後までついていないと、」


kn「……きりやんは?そこに、お前の意志はないの?」


kr「……え」



























┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈kr視点


そりゃそうに決まってる。


だって、ずっと魔王様の夢を追うために生きてたのだから。


おれの命を救ったのはあの方だったから。


kn「……俺らは、またきりやんと帰って、遊びたいよ?」


kn「きりやんは?」


「……俺も、そうしたいよ。でも、」


kn「……きりやんの人生は、魔王に決められて良いものじゃないよ」


その言葉で、肩が軽くなった気がした。


ずっと、助けられた命なのだから魔王様のために頑張ってた。


ずっとそう言って自分のやりたいことをやんなかった。


“私は消えるが、お前は自由だ”


魔王様は、俺にそう言ってくれていた。


なんで忘れていたんだろう。


「でもっ、おれ、またお前らを攻撃するかもだよ、?」


kn「そしたらまた、喧嘩してあげる。何度だって、止めてあげる。」


「……っ、ばかだなぁ、」


なんでだろう。


久しぶりにちゃんと話したからかな。


涙が止まらないや





















┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈nk視点



俺たちは、泣く彼を優しく包み込む。


「……今日はみんな泣き虫だなぁ、」


kn「うるさいよー」


sm「Broooockあつい」


shk「俺もあつい」


br「酷い」


























俺たちの戦いは、幕を閉じた。


































┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

次回最終話(その後の彼ら)です

ほぼ4000文字でした今回。分けろって話ですよね。

NEXT400

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コメント

3

ユーザー

今回も素敵な話をありがとうございます!いつも読みやすくて感謝の言葉しかないです。面白かったです!続きが気になります!

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