・ちのさんメイン
・捏造、nmmnちゅ~い
・キャラ崩壊ちゅ~い
・へたちゅ~い
大丈夫な方はど~ぞ
わんくッしょん
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説明
「」⇒しょぴさん
『』⇒ちのさん
《》⇒その他登場人物
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暗い暗い何も無い空間。
ぽっかりとしたその空間に少年は立っている。
その反対にはその少年と同じ年齢の男が立っている。
その男は斧を持っており、そのまま少年に近づく。
そして、何時ものように口を開けば、
『…ごめんなさい。』
そして、暗い空間に血の雨が降る。
「ッ゙はぁ、ッ゙!!!」
「っ、くそ、ッ」
俺は、数週間前から同じ夢を見ている。
何度も何度も何度も、夢の中で殺される。
それも同僚のショッピに。
毎回、『ごめんなさい。』と言うと、俺の首筋に斧を振る。
丁度そこで、目が覚める。
起きた時、夢の中の出来事が俺の脳内でフラッシュバックされていく。
真っ直ぐな冷たい瞳で俺を見下ろし、『ごめんなさい。』というと斧を振りかざすショッピを。
冷や汗が滝のように流れる。
夢を見た恐怖感と、本当に思われとるんやないかという不安感が芽生える。
「、くそ、ぉッ゙、」ポロポロ
そして俺は、子供のように声を押し殺して泣くのだ。
その夢のせいで、日常生活にも影響が出始めた。
隈も段々と酷くなり、周りから心配されるほどになってしまった。
悪夢の中心とも言える、彼奴からも。
『なぁ、チーノ。』
『ほんまに大丈夫なんか?』
「…おん、一応な。」
『相談したいことあったら、何時でも言いや、?』
『話、聞いてやるから。』
「…おん、」
「ありがとな。」
いっその事、相談してみようか。
そしたら、悪夢から解放されるやろうか?
でも、それが本当の気持ちやったら?
嫌われてしもうたらどうしよう。
話していていいのだろうか。
こんな時は、どうしたらええんやろうか。
全部、わからんなってきたなぁ。
なぁ、助けてや?
気付いてよ、?
それから数週間が経った。
この数週間で変わった事、変わらなかったことがある。
まず、変わった事。
それは、夢の内容だ。
元々の夢は、ショッピ[だけに]殺されて、そこで起きよった。
でも今では、他の仲間もショッピと共謀して俺を罵り、最後殺す。
自分にとっては最悪な展開だ。
そして、変わらなかったこと。
それは、[夢が発生する時間帯]。
眠っている間、という概念は無いらしく、
夜の11時~朝の6時までは夢を見るということが新たに分かった。
このことが分かった俺は、昼夜逆転の生活を始め、朝~昼にかけて仮眠をして、夜になったら書類に手を付ける生活をし始めた。
生活習慣に影響はあるかも知れないが、前よりは本当に楽でしかない。
そして、俺はこの悪夢のことを軍の医務に務めるペ神にも相談した。
「話てもええか?」
《うん、いいよ。》
《いくらでも聞いてあげれるから。》
「あんな、俺、数週間前から同じ夢を見るんよ。」
《へぇ、どんな夢なの? 》
「大好きな仲間に、殺される夢。」
《ぇ、ッ》
「毎回毎回罵られて、最後に、ショッピが俺の首元に斧を下ろして殺す。」
「その瞬間くらいやろか。」
「俺の目が覚めるんよ。」
《…そうなんやね、》
《それ、夜寝れてる…?》
「あぁ、それなんやけど、」
「夜寝なかったらその夢と会わんのよ。」
「だから昼に仮眠取りよる。」
《そうなんや、》
「なぁ、こんな時どうしたらええ?」
「相談して、アイツらに嫌われたらどうしよう、?」
「うそ、やと思われッ、たら、ッ?」
「ショッピが、本気で俺の事…ッ」ポロポロ
《思うわけないやん、!》
《大丈夫よ~?》
ペ神は優しく俺の腰をさすってくれる。
「うぅ゙ッ、ひぐ、ッ」ポロポロ
《大丈夫、だいじょ~ぶ、》
《辛かったやろ?》
《相談してええんやで~》
「、ほんまに、ッ?」ポロポロ
《おん、そうやで?》
《チーノは俺らの大事な後輩で仲間やからなぁ!》
《ショッピに話すのが辛かったら俺に話しや、? 》
「…ぁりがと、ッ」ポロポロ
《ど~する?ここに居る?》
「ぅん、ッ」
《じゃあ、ちょっと用があるから、》
《そこのベット、使っていいよ!》
「わかった、ッ」ポロポロ
それから数時間経った時、医務室に幹部のみんなが見舞いに来てくれた。
ペ神が、俺の悪夢のことについて言うてくれたらしい。
最初はどう言われるか本当に怖かったが、皆の口から、「嫌わない。」「大切な仲間」という言葉が出てきた時、心から安心できた。
『絶対、チーノに。』
『俺はそんなことせぇへんよ。』
『だから、怖なったら言ったらええ。』
俺の両手をショッピが包む。
『…ずっと、悩んどったんやろ、』
『ごめんな、』
深々と目の前で礼をする。
「…顔、上げてや、?」
「本当にありがとうな、」
「その言葉聞いただけで、ッ」
「安心できるわ、」
『…そ~か、!』
それから数分、俺とショッピでずっと話しよった。
その会話は本当に数分間やったけど、俺の心を温めてくれた。
その日から、夜寝ても、あの悪夢を見ることはなかった。
[仲間を信用すること。]
これからの人生で1番大切なことなのかもしれない。
駄作。
[2198文字]