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「は!ここは……なんだろう…この薄暗い部屋は…俺が心に居る時は周りに大きな画面があるの…うっ、頭がズキズキする。なんだ。」すると突然下に穴があいた。
「わっ!あァァァ…」俺は穴に落ちてしまった。
「う……痛たた。ってえ、ここ〜何処だ。なんか見覚えがあるような……」そこは大きな川の端だった。俺は周りを見渡した。
「やっぱり知って……る。けどなんでだろう。思い出せない……なんでだ。」すると目の前に突然大きくなった自分がいた。
「え、俺?」するともう一人の俺は俺に指をさしてこう言った。
「思い出せ…思い出せ…」同じことを言ってきた。
「やっぱり…俺…ここに来たことあるのか。でもなんでだ。その記憶が一切……うっ、また……頭が。」俺は倒れ込んでしまった。するともう一人の俺はこう言った。「本当のお前は子供の姿じゃない……今のお前の姿だ……早……記憶を………取り戻せ…」俺にはどんどんボーッとしてきて、もう一人の俺の言葉がボソボソと聞こえあまり分からなかった。だが、これだけは分かった。
「俺……は…元々……大人だっ……たの…?」そう言うともう薄らしか見えない彼は頷いていたように見えた。そして俺は倒れてしまった。
(う、はっ!ここは……いつもの場所だ。さっきの夢での話って……どういうことなんだ。俺は元々この姿だったのか……)俺はその日からそのことばっか考えるようになった。
「ウ、ウゥ……俺は……姫様の命令……に……あの世でも……従います…よ。」そう言い残す大きな狐の前にそれを冷たい支線で見つめる八尋がいた。
「早く消えろよ。クソ狐野郎が。お前らのせいで尚弥がどんだけ辛かったか……チっ、」そう言われて数秒後狐は体の周りを光らし消えていった。
「はぁ、今日のは割と雑魚だったな。はぁ〜、尚弥〜。入れ替わるぞ〜……」そう言っても返事が来ない。八尋はもう一度呼んだ。だが返事が返ってこない。
「どういうことだ……でも返事を返さないだけかもだし、一回尚弥の体から抜けてみるか……」そうして尚弥の体から抜けてみた。でも尚弥は何も動かず倒れてしまった。
「え、おい尚弥!どうしたんだ。おい!……ヤバいな、これは…アイツに頼んで直してもらおう。」そう言い尚弥を都会の裏世界へ連れて行った。
「お〜や。久しぶりだね〜。今日はどうしたのか〜。ってあ〜尚弥じゃないか〜。お前が助けてやったのか〜。ってやばいじゃんか、尚弥。狐の呪い的なやつにかかってる。」そう言うのはこの世界ではとても上手いと言われている医者。名前はイ厶という蛇一族の王子だ。そしてとてもダラダラすることが好きだ。なのに太らない、その上凄い筋肉(細マッチョ)なのだ。そして蛇界でも、人間界でも、そして妖界でも誰もが認めるイケメンだ。男からするととてもウザイ。
「え、じゃあやばい感じなの。尚弥……」そう言うと
イ厶は首を振りこう言った。
「尚弥くんは眠ってしまう呪いみたいな。寝たくないのに寝てしまい。真っ暗な部屋に入れられてしまう呪いだ。でもそんなに…尚弥まだ戦わないでしょ。」八尋は、「あぁ、」と答えた。
「よし、じゃあそんなに支障はないと思う。この呪いはかけたやつ本人しかとくことが出来ないものだからあの狐倒しちゃった方が尚弥を苦しめないと思うぞ〜。って感じかな。」そう言われ八尋は覚悟した。
「早くあのクソ狐の場所を探さないと。まぁ、元々そう言うことを思いながら暮らしてたけど!」とりあえずそう決意した。
「なぁ〜、八尋。多分お前の居場所バレてると思うよ。今蛇達にお前の居場所見に行ってもらったけど……めっちゃバレてるよ。だって壊されてるもん。狐の毛を残しながらね〜。」そう言われこれからどうしようという顔をする八尋にイ厶は顔を近ずけ言った。「俺ん家泊まる?」そう言われ目を輝かせる八尋。そして「お願いします!」そう言いこの小さな病院で暮らすことになった。
つづく