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源輝 (30↑)
蒼井のことが高校生の時からずーっと好きで片思いしているが、まさかこんなに年の差を作って転生してくるなんて思っていなかったので混乱している。好きなことは大前提として、前世のようになって欲しくない思いがあるので蒼井を必要以上に構う。ただ、年の差も相まって、やっている事が傍から見れば援助交際やパパ活のようになってしまったので(車で送り迎え、物を買い与える、蒼井の親が不在の時に家に迎え入れるなど)、警察に通報されたら終わりだと言う自覚があり少し怖い。美魔女。
蒼井茜(7)
小一。高校1年生の時になんやかんやあって死んでしまい、転生してきた。前世の記憶あり。ご都合で親はあまり家に居ないタイプであり、鍵っ子。会長がめっちゃ絡んでくることを嫌がるが、内心自業自得だと思っている部分があるので実はあまり気にしていない。ただ、会長といる時の周りの目が怖いし通報されたら厄介なので、今後どう周りに説明するか考えている。
【 冷凍食品と一人暮らし 】
会長のご飯の用意を手伝っている最中、ふと思う。コイツ、冷凍食品食べ過ぎじゃないか?いや、会長が料理が壊滅的で化け物を生み出すレベルというのはもちろん知っているのだが。
「……あの、会長。今更ではあるんですけど、冷凍食品多すぎないですか?」
「まあね。僕が料理苦手なの知ってるでしょ」
会長は特にこれといって気にしている様子もなく、チンした食品をつまみ食いしている。後で食べる分がなくなるだろ、食うな。
「いや、そりゃあ知ってますよ。でも、それなら一人暮らしなんてしない方が良かった んじゃないですか?」
「……うーん、そうだね。」
会長の声がなんだか含みを持っていて、つい反射的に会長の方に頭をあげてしまう。何だか暗い雰囲気の顔で、ますます意味がわからない。
「?なんですか」
「それさあ、結構君のせいもあると思うんだよね」
「……??はい??」
「君が、僕の目の前で死んだりするから、僕眠れなくなっちゃってさ」
「…………」
「何回も夢に見て、飛び起きて。家の外に飛び出しちゃったりして。」
「……それ、は」
「それは光と姫に悪影響でしょ?だから家出たの。」
「……その節は、その、すみませんでした。」
身に覚えしかない出来事の話をされて、つい何をいえば良いのか分からなくなる。だって仕方がないじゃないか。あの時は、まさかアンタが夢に見るほど僕のことを頭に入れてるだなんて、微塵も思ってなかったんだから。会長はいつの間にか僕の目の前まで来ていて、そのまま会長は僕を持ち上げる。この状況で反抗できる程図太くはないから、黙って体を預けることにした。
「うーん、申し訳ないと思ってくれてる?反省してる?」
「まあ、それなりには……」
「そっか。じゃあ今晩から毎日一緒に寝」
「それは嫌です。捕まりますよ」
「そう……」
「顔で誤魔化そうとしても無駄ですよ」
会長はわざとらしくしょげた顔をする。顔で誤魔化される気は全くしないが、傷心していたのは確かなようだし。仕方がないから今日ぐらいは一緒に寝てやろうかな。なんて。
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