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レミリア「……」
紫「神霊廟に着いたわよ」
レミリア「感謝するわ」
紫「何か思っていることがあったみたいだけど……大丈夫?」
レミリア「紫が心配するなんて、明日はグングニルでも降ってくるのかしら?」
紫「落ちてきたら私達が困るわ」
レミリア「それもそうね」
紫「私はここまで、それじゃ後は頑張ってね」
レミリア「ええ……」
あの時、私は気付いていた
さとりに心を読まれたことを
……さとりは、それでも知らないフリをしたのね
本当、空気まで読めるのね
さて此処にはこいしが居るはずだけれど……
誰もいない?
「そんなこと、あるはずがない……」
私は上を見上げた
だが、それは間違いだった
「なるほど……ね」
「神子、あんたの勝ちよ」
そこには吊るされた布都と屠自古、芳香が居た
芳香がこうなっているなら、邪仙が突っ走ってくると思うのだけれど……
そこん所は瞑っておきましょうか
奥に進んで行くとそこには……
首吊りにされているこいしが居た
「あらこいし、遊んでいるの?」
そんな訳ないか……
「あんた、帽子とサードアイは何処へやったの? 」
「誰かに奪われでもしたの?」
二つのサードアイが無いとダメなのに……
「……クッキー置いておくわね」
さとり、こいしのサードアイはどこにあると思う?
やっぱり誰かが持っているとしか考えられないわよね
神子は持って行かないと思うし……あの邪仙かしら
次は人里……って思ったけど、先に博麗神社ね
「急がなくちゃ」
〜博麗神社〜
レミリア「霊夢、いる?」
アリス「私ならいるわ」
レミリア「アリスか……」
アリス「霊夢じゃなくてごめんなさいね」
レミリア「別にいいのよ」
レミリア「生き残っている人がいるだけでね」
アリス「この幻想郷は死人が出過ぎている。そうでしょう?」
レミリア「その通りだわ」
アリス「レミリアはもうすぐ死にはしなさそうね 」
レミリア「そう言うって事は、アリスは死ぬのか」
アリス「十分後にね」
アリス「永遠亭に行っても、血が飛び散ってるだけだった」
レミリア「鈴仙や永琳は?」
アリス「死体になってたわ」
レミリア「あの流石に輝夜は……」
アリス「何故だか知らないけど、死んでた」
レミリア「そう……」
アリス「次に行くなら永遠亭にしなさい」
アリス「まだ、時間はあるから」
レミリア「そうさせてもらうわね」
アリス「最後にレミリアと話せてよかったわ」
アリス「さようなら」
レミリア「……最期まで綺麗だったわよ」
アリスが言っていたように永遠亭に向かいましょうか
あ、人形を置いてっと……
もう終わり掛けているから