【ATTENTION】
青愛され(紫青しか出てこないです)
nmmn
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ご本人様とは関係ありません
地雷さんはブラウザバック
大丈夫な方はのみどうぞ。
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青視点(8歳)
僕より先に生まれてきたなーくんはなんでも知っていた。
なーくんはお話も大好きだから桃太郎とかシンデレラとか童話系の話をよく聞かせてくれた。いつもなーくんの話を聞くことが唯一の楽しみと言えたぐらい、にね。
それと音楽を弾いてくれたし、流してくれた。
「なーくんすっごい!」
「えへへ、そうかな?」
「うん!凄いよ!」
「ありがとう!」
そんな話をしながら時間は過ぎてった。
ほんと、ずっと続けばいいのに、なんて少し甘ったるいことを思ってしまった。
でもね、神様は意地悪なんだよ。
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「・・・?」
「あれ先生、なーくんの席ないよ?」
「あぁ、ころんくん…」
「なーくんはね、」
「遠い遠い地域に行っちゃったんだよ」
先生のその一言で体が固まった。
遠い地域・・・?なーくんが予告もせずに、?
「せんせ…っ、嘘はやめてくださいよ…」
「…ごめんね」
ねぇ、なーくん。僕一人じゃ何も出来ないよ。
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それから何もやる気が出なくなった。学校さえも、どっかに行くことさえも、
だってもうなーくんの声が聞こえなくなるなんて思ってもなかったから。
「うぅ…」
でもこうしちゃいられない。
いつまで経ってもこのままじゃなーくんにもっと嫌われちゃうよ。
遠くの地域だったら、もしかしたらまだ会えるかもしれないし!
なーくんに前貰った紫色の風船を持ちながら、意味もなく人が多い交差点を歩いた
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ガヤガヤ・・・
「っ、人多いなぁ、」
スタスタ・・・
カタッっ
「…?」
今なにか…落とした?
音がした方向を振り向くと、紫色の鏡が落ちていた。
(拾った方がいいのかな。。)
勝手に触っちゃってもいいのだろうか?
「もしかしたら…困ってるかも・・・」
でもこんな人集りじゃ落とした人を見つけるのは困難だし…、
ピカっっ
「っ!?」
急に紫色の鏡が光を放した
眩し過ぎて目も開けられないくらいの光。
「うっ、」
いつまで耐えてるのか分からないくらいになった時、突如、光が収まった。
シーン・・・
あれ、さっきまで耳が痛くなるほどうるさかった音が無くなった。
「…え、ここどこ…っ?」
あれ、僕街に居たはずなのに・・・
気付いたら家にいる、、?
「でもここ…僕の家じゃないよ…」
わけも分からずに棒立ちするしか無かった
「…え、ころん、?」
「ビクッ、!」
後ろから普通からちょい低い声がした。
でもほんの少し優しさが混ざっていて、
それと同時にとても見覚えのある声だった。
バッッ
「えッ、?」
「なーくッッ…?」
そこに立っていたのは当時10歳のなーくんではなく、
背が高くて大人っぽいなーくんが立っていた。
コメント
3件
え…めっちゃ良き!最高()
うわ最高…( ◜ཫ◝ )( (