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ただならぬ関係

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ただならぬ関係

1 - ただならぬ関係

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2025年01月25日

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あいつとは、性欲を満たす相手でしかない。

そのただ1人しか居ない人を失うと、そりゃ性欲が溜まるに決まってる。


「今日空いてる?」


夕方にメッセージを送るけれど、返ってくるのはいつも深夜。


「ごめん。空いてないわ。」


「りょーかい。」


今日もか。わっちに抱かれなくなってから1ヶ月が経とうとしている。



「ふっ、、あっ、イけねぇよ、こんなんじゃ、」


鏡に映る自分の姿はなんて惨めなんだろう。

1人で股広げて後ろを弄って。足りねぇ。

次の日、やっと待ち侘びてた言葉が返ってきた。


「今日抱いてやる」


見た瞬間腹の奥が疼いた。


「練習何時くらいに終わんの」


「9時位かな」


「じゃー俺ん家来て。」


「りょー」


もうギター練習にも手が付かない。

今夜の事しか考えられなかった。


「わっち、久しぶり」


「おう、久しぶり 」


伊澤啓太郎。其の顔。その低い声。すべてが俺の脳内を蕩けさせてくる。


「飯食ってもいい?それと風呂も。」


「は、?」


来て直ぐに抱かれると思っていたから拍子抜けな声が出た。


飯も食った、風呂にも入った。なのに。


「何で抱いてくれないの。」


俺の前で呑気にテレビを見ている事に凄く腹が立つ。沢山準備したのに。ちゃっかりパジャマも持ってきやがって。


「ムカつく。」


焦らしているのか、抱く気が無いのか。


俺は啓太郎の膝に跨って、テレビを見ている視線を遮る。


「啓太郎」


「ん?はは、どうした?」


「俺の事、抱かねぇの?」


「どーしよっかな〜。」


「良いよ。フェラしてその気にさせてやる。」


「は?」


普段フェラなんてしない。だけどまぁ、たまにはね。


「ほら、出せよ。」


「素直じゃないんだから。」


「うるさっ。…お前のおっきくなってる。」


「うるせぇ。」


水音をたてながら頭を動かすけど、大きすぎて上手くいかない。俺の口が小さすぎるのか。


「下手くそ。」


「あ?啓太郎のがデカすぎるだけ。」


上目遣いでそう言うと、後頭部に手を添えられた。


「なっ、何すんの、ん”っ、!」


頭を押され、モノが喉奥まで入る。


「はっ、気持ちい…」


「ごほっ、ん”…」


数分喉奥を突かれ、苦しさから涙が零れた。


「ん、イくから口開けとけよ、♡」


「んっ、はー、、♡うぇ、苦過ぎ。」


「ずっと抜いてなかったからって…え、飲んだの!?」


「おいしーよ。啓太郎のせーし。」


「うわ。会わないうちに淫乱になって。」


「淫乱だから、早く俺の中かき混ぜてよ。」


「…。」


わっちは俺を抱えて寝室へ向かった。


「ほら、服脱げ。 」

「ん…」

命令される形で言われると奥がきゅんとする。

何なんだ、俺はMなのか。Sだと思っていたのに。そう思ってる内に股を大きく広げられていた。


「ゴムは?」


「要らないでしょ。ちゃんと中に出して欲しいの。」


「ふーん。めっちゃ期待してんだ。」


「そりゃーね。1ヶ月振りだし…。」


「はは、可愛い。 」

可愛いって言われて浮かれてる時に、背中が反る程の衝撃に見舞われた。


「う”ぁっ、ひっ、♡」


「…っ、ふ、♡」


「やばぃっ、♡んっ、止まって、、!」 


「何で止まんなきゃいけねぇんだよ。誘ってきたのは亮介だろ。 」


「ぁんっ、!♡気持ちくておかしくなっちゃうの、!」


「ほら、おかしくなれよ。」


俺が耳弱いの分かってやってるな。

その低い声で囁かれたら誰もがおかしくなるに決まってる。


「まっ、らめぇ、あんっ♡」


「ふふ、ちゅ、ん、かわいい、なぁ、座ってしようよ」


「座って、?対面座位ってこと、?♡」


「そう。」


「ん、それすき、したい。」


「ほら、座って。 」

啓太郎のがゆっくりと俺の腹に入ってくる。

奥まで入って少し苦しいけど、その苦しさはすぐ消えた。


「これ、奥っ、きもちぃ、♡」


「自分で腰振っちゃって。きもちい?」


「きもちぃっ、、ふぁ、イっちゃうっ!♡」


何だろう。射精する感覚と違った。普通にイく時よりもっと気持ち良くて、変な感じ。


「ん”ぅー、!♡」


「あ、潮吹いた。」


「あっ、は、止まってっ、!!」


「ふ、やーだね。」


部屋に鳴り響くいやらしい音に頭がクラクラする。


「ふ、ん、出る、♡」


「んぅっ、♡沢山でてる、」


「…ん、中出し好きなの?」


「好き、♡」


「ん、ねぇ、好きだよ。付き合おうよ。」


「いいよ。って、え!?つ、付き合う、!?」


「うん。セックスしてない時でも、最近何処でも亮介の事考えちゃうんだよね。」


「…嬉しいけど、いいの?」


「いいに決まってんじゃん。」


「ん、ふふ、!嬉し過ぎる。」


「愛してるよ。亮介。」


こんな時間が一生続きますように。

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