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あいつとは、性欲を満たす相手でしかない。
そのただ1人しか居ない人を失うと、そりゃ性欲が溜まるに決まってる。
「今日空いてる?」
夕方にメッセージを送るけれど、返ってくるのはいつも深夜。
「ごめん。空いてないわ。」
「りょーかい。」
今日もか。わっちに抱かれなくなってから1ヶ月が経とうとしている。
「ふっ、、あっ、イけねぇよ、こんなんじゃ、」
鏡に映る自分の姿はなんて惨めなんだろう。
1人で股広げて後ろを弄って。足りねぇ。
次の日、やっと待ち侘びてた言葉が返ってきた。
「今日抱いてやる」
見た瞬間腹の奥が疼いた。
「練習何時くらいに終わんの」
「9時位かな」
「じゃー俺ん家来て。」
「りょー」
もうギター練習にも手が付かない。
今夜の事しか考えられなかった。
「わっち、久しぶり」
「おう、久しぶり 」
伊澤啓太郎。其の顔。その低い声。すべてが俺の脳内を蕩けさせてくる。
「飯食ってもいい?それと風呂も。」
「は、?」
来て直ぐに抱かれると思っていたから拍子抜けな声が出た。
飯も食った、風呂にも入った。なのに。
「何で抱いてくれないの。」
俺の前で呑気にテレビを見ている事に凄く腹が立つ。沢山準備したのに。ちゃっかりパジャマも持ってきやがって。
「ムカつく。」
焦らしているのか、抱く気が無いのか。
俺は啓太郎の膝に跨って、テレビを見ている視線を遮る。
「啓太郎」
「ん?はは、どうした?」
「俺の事、抱かねぇの?」
「どーしよっかな〜。」
「良いよ。フェラしてその気にさせてやる。」
「は?」
普段フェラなんてしない。だけどまぁ、たまにはね。
「ほら、出せよ。」
「素直じゃないんだから。」
「うるさっ。…お前のおっきくなってる。」
「うるせぇ。」
水音をたてながら頭を動かすけど、大きすぎて上手くいかない。俺の口が小さすぎるのか。
「下手くそ。」
「あ?啓太郎のがデカすぎるだけ。」
上目遣いでそう言うと、後頭部に手を添えられた。
「なっ、何すんの、ん”っ、!」
頭を押され、モノが喉奥まで入る。
「はっ、気持ちい…」
「ごほっ、ん”…」
数分喉奥を突かれ、苦しさから涙が零れた。
「ん、イくから口開けとけよ、♡」
「んっ、はー、、♡うぇ、苦過ぎ。」
「ずっと抜いてなかったからって…え、飲んだの!?」
「おいしーよ。啓太郎のせーし。」
「うわ。会わないうちに淫乱になって。」
「淫乱だから、早く俺の中かき混ぜてよ。」
「…。」
わっちは俺を抱えて寝室へ向かった。
「ほら、服脱げ。 」
「ん…」
命令される形で言われると奥がきゅんとする。
何なんだ、俺はMなのか。Sだと思っていたのに。そう思ってる内に股を大きく広げられていた。
「ゴムは?」
「要らないでしょ。ちゃんと中に出して欲しいの。」
「ふーん。めっちゃ期待してんだ。」
「そりゃーね。1ヶ月振りだし…。」
「はは、可愛い。 」
可愛いって言われて浮かれてる時に、背中が反る程の衝撃に見舞われた。
「う”ぁっ、ひっ、♡」
「…っ、ふ、♡」
「やばぃっ、♡んっ、止まって、、!」
「何で止まんなきゃいけねぇんだよ。誘ってきたのは亮介だろ。 」
「ぁんっ、!♡気持ちくておかしくなっちゃうの、!」
「ほら、おかしくなれよ。」
俺が耳弱いの分かってやってるな。
その低い声で囁かれたら誰もがおかしくなるに決まってる。
「まっ、らめぇ、あんっ♡」
「ふふ、ちゅ、ん、かわいい、なぁ、座ってしようよ」
「座って、?対面座位ってこと、?♡」
「そう。」
「ん、それすき、したい。」
「ほら、座って。 」
啓太郎のがゆっくりと俺の腹に入ってくる。
奥まで入って少し苦しいけど、その苦しさはすぐ消えた。
「これ、奥っ、きもちぃ、♡」
「自分で腰振っちゃって。きもちい?」
「きもちぃっ、、ふぁ、イっちゃうっ!♡」
何だろう。射精する感覚と違った。普通にイく時よりもっと気持ち良くて、変な感じ。
「ん”ぅー、!♡」
「あ、潮吹いた。」
「あっ、は、止まってっ、!!」
「ふ、やーだね。」
部屋に鳴り響くいやらしい音に頭がクラクラする。
「ふ、ん、出る、♡」
「んぅっ、♡沢山でてる、」
「…ん、中出し好きなの?」
「好き、♡」
「ん、ねぇ、好きだよ。付き合おうよ。」
「いいよ。って、え!?つ、付き合う、!?」
「うん。セックスしてない時でも、最近何処でも亮介の事考えちゃうんだよね。」
「…嬉しいけど、いいの?」
「いいに決まってんじゃん。」
「ん、ふふ、!嬉し過ぎる。」
「愛してるよ。亮介。」
こんな時間が一生続きますように。