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好き、、、
私は、詩羽(オトハ)全くダメな大人。
仕事はブラック。女子力もZERO。
ダメダメなOL。
でも私は夜が好き。
今日はその理由を教えてあげる。
「ただいま〜」
「あ〜疲れた」
「早く風呂入ろ〜」
『おかえりなさい!』
〔おかえり〕
「え?誰」
「ふ、不審者ァァァァ!」
〔違うわ〕
『ちょ、静かにッ』
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「え、じゃあ外に出れないの?」
『まぁ、そうゆう事だね』
「そうなんd…..zzzz」
〔全く運ぶぞ〕
『僕が運ぶよ』
〔いや、遠慮する〕
『は?喧嘩する?』
〔いいのか?詩羽が起きるぞ?〕
『チ、クソが』
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〜朝〜
「風呂入れて無かった…..」
「ん?あの人達は?」
起きたら私以外誰もいなかった。
また家に帰るとあの二人がいた。
「ねぇ、なんであなた達は朝いなくなるの?」
二人は黙った。
そしてゆっくり口を開いた。
『僕らは夜しか君には会えないから』
〔要するに夜だけの関係って事だ〕
『でも長いし過ぎたね』
〔まぁな〕
『詩羽、僕らがいなくても元気で』
朝になってしまった。
枕元には手紙が、
【楽しかった】
ただその一言だけを置いて。
それから私は寝ないようにあの二人を待った。
だけど会えなかった。
何度も試した。何度も、何度も
でも会えない。
その時私は本当にいなくなったんだなと自覚した。
その瞬間私は倒れ。病院に運ばれた。
医者からは栄養失調だと告げられ、3ヶ月入院。
私にはもう”感情”と言う物は無く。
ただ意味の無い涙を流すだけだった……。