私は殺人鬼

愛里が遊びにきた。

凄い…大きな御屋敷。

志吹さんのお父様？…

初めまして。

旦那様…社…

黒川？笑っいつになったら馴れるんだ。

お客様が見えてましたね。

愛里が凄いな。素敵な秘書ですか？…

秘書じゃないよ。

環奈…

じゃ何なの？教えてよ笑っ

環奈のお部屋見せて笑っ

紅茶？…私にミルクティーをお願いします。

…

私は愛里の顔を観た。何この娘…

黒川さんも叔父様も…顔つきが変わってた。

私の顔を観て部屋に案内させろ。

しかし大きな部屋？…

え？え？環奈の部屋なの？…

コンコン。失礼します。

湊さんありがとうございます。

見下した湊さんも聞いてたのね、

こちらがミルクティーでございます。

お嬢様紅茶でございます。

ありがとう笑っ

愛里出されたら。お礼しないと、

ありがとう…ございます。

仕付け煩そうね！

音楽を流してた愛里～！

うるさいって

え？音楽も駄目なの？…

お父様がうるさくしたら頭痛がするから。

ごめんなさい…

本棚から引き出しては散らかした、

何、この娘…

何時までいるの？、

私両親いないよ。おばあちゃんが施設に入るから。

…

盗聴に切り替えてた。

コツンコツン

爪で叩いた。

お前が嫌なら、いつも通りにしろ。

コツンコツン

食事の用意させても良いの？

え？ディナー？…

お父様に悪くない？…

マナーしてるね？

…マナー？

テーブルマナーよ。

うん…

好き嫌いあるのかな？…

一応嫌いな物ないよ笑っ

一応じゃ駄目です。叔父様うるさい人よ。

お魚が苦手生食が得意じゃない…

そうなの。

コツン

環奈？…さっきから台を叩いてない？

リズムを取ってる笑っ

本を片付けて？。

あった場所違う。

え？…環奈…几帳面…なんだ。

当たり前でしょ！自分で出したらあった場所に納めるのよ。普通じゃないのかな。

部屋の掃除、

自分でやるわよ。

愛里？…お父様の前で失敗したらお仕置きよ…

はい…

だから友達作るのも大変なのよね…

私帰ります…

ゆっくりして行きなさい。

イラつく…

ガタン。

きゃっ…

愛里？どうした？…

指本で切った…

血が出てきた。

ティッシュ…

止まらない…

私は愛里の指を咥えた…

湯元をハンカチでしばった…

サビオを出して。

押さえてはった。

ありがとうございます環奈…

ごめんなさい…わがまま言ったね…

怪我だけで素直になるの？。

環奈お嬢様、愛里お嬢様、そろそろお食事の用意がされてました。

早いのね？…

はい笑っ

湊さんにさっきの好き嫌い分かった？、

笑っ

愛里？…あなたそこはお父様の座席よ。

ごめんなさい…

お父様～笑っ黒川さんお食事よ。

はーい今行くよ！

あの…あの黒川さんもですか？…

いつもの家族同然ですよ…

ナイフ、フォーク、スプーン、スプーンフォーク？…

湊さん笑っ

ワイングラスいただけますか。

私が出します。お嬢様危ない！

黒川さんが飛んできた。

お嬢様…

ありがとう…黒川さん。

オーブンの前で転びそうになったスリッパが…

お父様ごめんなさい…

環奈？キッチンに立つな！。

笑っお父様が立ってきたらスリッパ掴む？

…座りなさい愛里さん。

はい…失礼します。

前菜にスープ皿を出してくれた。

良い香り笑っ

カボチャのスープでございます。

愛里？…スープは大きなスプーンよ。

これですね…

いただきます！

…

手を併せて？…