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医師
「あ…皆さん…」
杏奈
「…莉緒…」
莉緒は、痛々しい光景だった。
体にコードが付けられていて(察してくr)
隣りにある機械は、心拍数表示の機械…
ちょっとづつ、減っているのがわかる
杏奈
「…先生」
医師
「はい…なんですか…?」
杏奈
「薬は…いつ完成するんですか…?」
医師
「…それは、私でもわかりません」
皆「ッ…」
医師
「甘露寺さんの、命が少しでも長引いてくれれば」
医師
「道はあります」
医師
「今は、願うしか無いです」
杏奈
「…そう…ですよね」
シャオロン
「…なぁ」
シャオロン
「あれから…一回起きた…?」
医師
「…一回だけなら、起きましたよ」
皆「!?」
杏奈
「それ本当ですか!?」
医師
「はい…」
医師
「その時に、皆に申し訳ないとおっしゃっていました」
鬱
「ぇ…」
『心配かけて申し訳ない』
『余命のことを言っていなくてごめん』
医師
「…と、おっしゃっていました…」
杏奈
「…莉緒…ッ」
ゾム
「莉緒ッ…(泣)」
医師
「…」
。
「泣きすぎだよ。お前ら」
皆「!?」
コネシマ
「え…」
皆「莉緒?!」
莉緒
「心配かけたのはマジですまん…けど」
莉緒
「私は、長くないんだよ…w」
莉緒
「でも、心配してくれてるんでしょ…?」
莉緒
「それだけでも、嬉しいよ…w」
杏奈
「ッ…莉緒…っ(泣)」
ショッピ
「なに…言ってるんっすか…」
ショッピ
「まだ…生きれる可能性があるんですよ!?」
莉緒
「でも、可能性でしょ?」
莉緒
「そして、私の命もあと僅か」
莉緒
「だからさ…皆は…」
莉緒
「し、あわせに…ね…」
杏奈
「莉緒…?」
病室に
その音が、響き渡った―――。