⚠️注意⚠️
・モブ視点です。
・Dom/Subユニバースでございます。
・冬彰という単語がでてきますがバリバリ彰冬です。はい。
・なんでも許せる方向けかも。
「キャー!青柳様〜ッ!」
「会長かっこいいッ…♡」
「あぁ…今日も会長が尊い…」
我が神山高校の生徒会長、青柳冬弥はとてもモテる。紺と暗い水色のさらさらな髪、切れ長でグレーの美しい瞳、左目の下にある泣きぼくろ、細くて白い指、そして178cmの高身長という素晴らしいルックスを持っている。それに加え頭が良く、成績も常に学年トップ。家はDom家系で有名な音楽家で、将来有望だ。
この私、田中モブ子(16)(ゴリゴリの腐女子)もその完璧さに心を奪われている。そしてなにより…
☕️「…東雲。」
🥞「あ?…チッ、お前かよ。」
☕️「お前とはなんだ。昨日も学校をサボったそうだな?」
🥞「はぁ…それかよ。別にサボるぐらいいいだろ。ほっといてくれよ。」
☕️「よくない。大体お前はそのせいでいつも赤点だろう?」
🥞「っあーうっせぇな。この前のテストは赤点回避したからいいんだよ。」
この2人の絡みが最高なのだ。クールな生徒会長×問題児…言うことを聞かない問題児にお仕置……うん、想像するだけで鼻血がでてきそうだ。
☕️「はあ…お前は本当に…やればできるんだからやればいいものを。」
🥞「じゃあお前が教えろよ。」
☕️「…わかった、考えておこう。」
おっふ、これはデートの予感。ぜひとも拝見したい。
「モブ子…これはデートの予感ね…」
「そうねモブ美…」
こいつは私の親友、佐藤モブ美(16)(同じくゴリゴリの腐女子)。
「これは見に行くしかないな親友。」
「同感だぜ親友。」
だがこの時の私たちは知らなかった。冬彰一筋の私たちが彰冬派になるなんて…ッ!
放課後☆
「ハッ!見なさいモブ美!」
「言われなくてもわかってるわモブ子!あれは東雲くんを生徒会室に連れ込む青柳様ッ!」
「こんなのお仕置する以外に道はないじゃない!」
「行くわよモブ子!」
「もちろんよモブ美!」
運良くドアに若干隙間が空いていたのでそこから2人の姿を見る。生徒会長と書かれた机、そこの椅子に座った青柳様、そして机の前に立つ東雲くん。
🥞「勉強教えてくれる…つってたけど、一切勉強道具ねぇよな?」
腐腐腐…それはこれから君がお仕置されるからさッ☆
☕️「それはお前にも言えることだろう?」
🥞「まぁなw……で、お前はなんで持ってねぇんだよ。」
☕️「ッ……わかっているくせに生意気な…」
🥞「はっ、ちゃんと言えよ。《say/言え》」
「………??????」
え?え?まてまて?まーってまってまって?嘘、東雲くん…Subじゃないの???Dom…?え??え????
冷静に考えれば単純なことだ。私たちは冬彰が好きすぎて勝手に決めつけていたのだ。青柳様はDomで、東雲くんはSubだと…この2人は付き合っているんだ!冬彰なんだ!いやっふぅ!なんて勝手に思っていたんだ…
☕️「ぅ……Domのふりするの疲れたから…ッあきとに命令してもらいたい…です……//」
まってまって青柳様の赤面ッ?!!え?!ちょ、モブ美大丈夫かな…アッ余裕で吐血してたわ…うん、まあ私も鼻血が止まらないんだけどね。てかサラッと名前呼びしてるし敬語だし尊いかよ。
🥞「ふ、よく言えたな《Goodboy/いい子》」
☕️「…ん、」
ん、って何よ、ん、って…かわよ、天使か?てか東雲くんあんなやわらかい表情するんだ。イケメンだなおい。
🥞「ん、冬弥。《Come/おいで》」
☕️「……あきと…」
青柳様はおぼつかない足どりで東雲くんの元へ歩いていく。
🥞「《look/こっちを見て》」
☕️「………♡」
🥞「よしよし、《Goodboy/いい子》」
☕️「ふふ…///」ギュッ
ああああやばいやばい可愛すぎるだろぉぉぉ
🥞「とーや、もうSub space入ってんじゃねぇの?」
☕️「ぅ…ん……はいってない…ッ」
🥞「(あーこれ入ってんな、まあ可愛いからいいけど)」
☕️「あきと……」
🥞「なんだ?」
☕️「あの、えっと…」
🥞「ちゃんと言って。《say/言え》」
☕️「ん…///あ、の…その……してほしい…///」
🥞「何をしてほしいんだ?ちゃんと言ってみろ。」
☕️「え、えっと…ッ///あきとと…その…せ、せックスしたい…ッ///」
そのあと東雲くんは悪魔が微笑むようににやりと笑った。
🥞「ちゃんと言えてえらいな、《Goodboy/いい子》」
☕️「ッ…♡あきと…あきとッ…だいすき…♡」
🥞「ん、オレも大好きだぞ、冬弥…♡……家帰ったらいっぱいしてあげるからな。」
☕️「…!♡♡」
🥞「それまで頑張って待とうな、いい子の冬弥ならできるよな?」
☕️「うんッ…!待てる…ッ!♡♡」
🥞「よしよし、いーこだな冬弥は♡」
☕️「…えへ……///」
おっと危ない気絶するところだった…尊すぎる。こんなん彰冬派になるしかないだろ。
「…モブ子よ、」
「どうしたモブ美。」
「今…彼らは、家、と言わなかったか??」
「…ハッ!!?!」
「ま、まさか彼らは同棲しているッ?!」
「い、いや…まさか……きっとどちらかの家に寄るだけだよ…」
「そ、そうだよな…」
🥞「そーだ、今日の夕飯どーする?」
☕️「…おむらいす……」
🥞「わかった、オムライスにしよーな。」
「アッこれ同棲してるわ!!!」
「おむらいす……って可愛すぎかよおい!」
「それな?!!!!」
🥞「ん、オレ荷物取ってくるから、一緒に帰ろうな。」
☕️「うん…♡♡」
ま、まずい!このままだと私たちが見つかってしまうッ!
ガラガラッ
「アッ…」
間に合いませんでした☆☆☆
🥞「……は??」
「アッ、アノー…」
🥞「いつからそこにいた。」
「エ、エットサイショカラデス」
🥞「…ふーん……」
東雲くんはで私たちを鬼の形相で睨みつける。
🥞「今日のことバラしたらぶっ殺すからな??」
「もっ!もちろんです!!!!!」
☕️「あきと…?誰かと話しているのか…?」
🥞「ちげーよ、独り言。……チッ…早く帰れよお前ら…」
「ハ、ハイッ!」
そろそろ東雲くんに殺されそうになったため、私たちは一目散に家へと向かって走っていった。
終わり(?)
コメント
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もぶ視点って 初めて(?) とりあえず 最高だったから この後 彰冬の 家に侵入したぃ゙( 吐血 )
モブ子とモブ美そこ変われやぁぁぁぁ!!! (時差過ぎコメ失礼)