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クールでイケメンな生徒会長は問題児に命令されるのが大好きなSubです

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クールでイケメンな生徒会長は問題児に命令されるのが大好きなSubです

1 - クールでイケメンな生徒会長は問題児に命令されるのが大好きなSubです

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2023年06月16日

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⚠️注意⚠️

・モブ視点です。

・Dom/Subユニバースでございます。

・冬彰という単語がでてきますがバリバリ彰冬です。はい。

・なんでも許せる方向けかも。















「キャー!青柳様〜ッ!」

「会長かっこいいッ…♡」

「あぁ…今日も会長が尊い…」

我が神山高校の生徒会長、青柳冬弥はとてもモテる。紺と暗い水色のさらさらな髪、切れ長でグレーの美しい瞳、左目の下にある泣きぼくろ、細くて白い指、そして178cmの高身長という素晴らしいルックスを持っている。それに加え頭が良く、成績も常に学年トップ。家はDom家系で有名な音楽家で、将来有望だ。

この私、田中モブ子(16)(ゴリゴリの腐女子)もその完璧さに心を奪われている。そしてなにより…

☕️「…東雲。」

🥞「あ?…チッ、お前かよ。」

☕️「お前とはなんだ。昨日も学校をサボったそうだな?」

🥞「はぁ…それかよ。別にサボるぐらいいいだろ。ほっといてくれよ。」

☕️「よくない。大体お前はそのせいでいつも赤点だろう?」

🥞「っあーうっせぇな。この前のテストは赤点回避したからいいんだよ。」

この2人の絡みが最高なのだ。クールな生徒会長×問題児…言うことを聞かない問題児にお仕置……うん、想像するだけで鼻血がでてきそうだ。

☕️「はあ…お前は本当に…やればできるんだからやればいいものを。」

🥞「じゃあお前が教えろよ。」

☕️「…わかった、考えておこう。」

おっふ、これはデートの予感。ぜひとも拝見したい。

「モブ子…これはデートの予感ね…」

「そうねモブ美…」

こいつは私の親友、佐藤モブ美(16)(同じくゴリゴリの腐女子)。

「これは見に行くしかないな親友。」

「同感だぜ親友。」

だがこの時の私たちは知らなかった。冬彰一筋の私たちが彰冬派になるなんて…ッ!








放課後☆

「ハッ!見なさいモブ美!」

「言われなくてもわかってるわモブ子!あれは東雲くんを生徒会室に連れ込む青柳様ッ!」

「こんなのお仕置する以外に道はないじゃない!」

「行くわよモブ子!」

「もちろんよモブ美!」

運良くドアに若干隙間が空いていたのでそこから2人の姿を見る。生徒会長と書かれた机、そこの椅子に座った青柳様、そして机の前に立つ東雲くん。

🥞「勉強教えてくれる…つってたけど、一切勉強道具ねぇよな?」

腐腐腐…それはこれから君がお仕置されるからさッ☆

☕️「それはお前にも言えることだろう?」

🥞「まぁなw……で、お前はなんで持ってねぇんだよ。」

☕️「ッ……わかっているくせに生意気な…」

🥞「はっ、ちゃんと言えよ。《say/言え》」

「………??????」

え?え?まてまて?まーってまってまって?嘘、東雲くん…Subじゃないの???Dom…?え??え????

冷静に考えれば単純なことだ。私たちは冬彰が好きすぎて勝手に決めつけていたのだ。青柳様はDomで、東雲くんはSubだと…この2人は付き合っているんだ!冬彰なんだ!いやっふぅ!なんて勝手に思っていたんだ…

☕️「ぅ……Domのふりするの疲れたから…ッあきとに命令してもらいたい…です……//」

まってまって青柳様の赤面ッ?!!え?!ちょ、モブ美大丈夫かな…アッ余裕で吐血してたわ…うん、まあ私も鼻血が止まらないんだけどね。てかサラッと名前呼びしてるし敬語だし尊いかよ。

🥞「ふ、よく言えたな《Goodboy/いい子》」

☕️「…ん、」

ん、って何よ、ん、って…かわよ、天使か?てか東雲くんあんなやわらかい表情するんだ。イケメンだなおい。

🥞「ん、冬弥。《Come/おいで》」

☕️「……あきと…」

青柳様はおぼつかない足どりで東雲くんの元へ歩いていく。

🥞「《look/こっちを見て》」

☕️「………♡」

🥞「よしよし、《Goodboy/いい子》」

☕️「ふふ…///」ギュッ

ああああやばいやばい可愛すぎるだろぉぉぉ

🥞「とーや、もうSub space入ってんじゃねぇの?」

☕️「ぅ…ん……はいってない…ッ」

🥞「(あーこれ入ってんな、まあ可愛いからいいけど)」

☕️「あきと……」

🥞「なんだ?」

☕️「あの、えっと…」

🥞「ちゃんと言って。《say/言え》」

☕️「ん…///あ、の…その……してほしい…///」

🥞「何をしてほしいんだ?ちゃんと言ってみろ。」

☕️「え、えっと…ッ///あきとと…その…せ、せックスしたい…ッ///」

そのあと東雲くんは悪魔が微笑むようににやりと笑った。

🥞「ちゃんと言えてえらいな、《Goodboy/いい子》」

☕️「ッ…♡あきと…あきとッ…だいすき…♡」

🥞「ん、オレも大好きだぞ、冬弥…♡……家帰ったらいっぱいしてあげるからな。」

☕️「…!♡♡」

🥞「それまで頑張って待とうな、いい子の冬弥ならできるよな?」

☕️「うんッ…!待てる…ッ!♡♡」

🥞「よしよし、いーこだな冬弥は♡」

☕️「…えへ……///」

おっと危ない気絶するところだった…尊すぎる。こんなん彰冬派になるしかないだろ。

「…モブ子よ、」

「どうしたモブ美。」

「今…彼らは、家、と言わなかったか??」

「…ハッ!!?!」

「ま、まさか彼らは同棲しているッ?!」

「い、いや…まさか……きっとどちらかの家に寄るだけだよ…」

「そ、そうだよな…」

🥞「そーだ、今日の夕飯どーする?」

☕️「…おむらいす……」

🥞「わかった、オムライスにしよーな。」

「アッこれ同棲してるわ!!!」

「おむらいす……って可愛すぎかよおい!」

「それな?!!!!」

🥞「ん、オレ荷物取ってくるから、一緒に帰ろうな。」

☕️「うん…♡♡」

ま、まずい!このままだと私たちが見つかってしまうッ!

ガラガラッ

「アッ…」

間に合いませんでした☆☆☆

🥞「……は??」

「アッ、アノー…」

🥞「いつからそこにいた。」

「エ、エットサイショカラデス」

🥞「…ふーん……」

東雲くんはで私たちを鬼の形相で睨みつける。

🥞「今日のことバラしたらぶっ殺すからな??」

「もっ!もちろんです!!!!!」

☕️「あきと…?誰かと話しているのか…?」

🥞「ちげーよ、独り言。……チッ…早く帰れよお前ら…」

「ハ、ハイッ!」

そろそろ東雲くんに殺されそうになったため、私たちは一目散に家へと向かって走っていった。
















終わり(?)

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