テラーノベル
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はい、作者です
先に言いますがるむふぉが出て来ます
細かいことは言えないですがセラフが当て馬的立ち位置ですね
当て馬…というかなんというか
まあなんでもいい人だけ見てください
僕達は”二人で一つ”なんだから。
お前には僕しかいないし、僕にはお前しかいないんだから。
独占欲も嫉妬もあって 当たり前 だよね。
「ヒバリ~、またニンゲン来るって。」
『んぇ~……またぁ?ダルいってぇ!!』
「しゃーなし、てか、元はと言えばお前がニンゲンに尾行られてるの気づかないのが悪いんだろ~!!」
「そのせいで僕まで漆黒の悪魔とかいうクソダサい渾名が付いたんですけど!!!」
『ぇーッ?!?!いいやん!!漆黒の悪魔!!』
流石の馬鹿さ
ウケんね。
「僕漆黒じゃないんですけど!!!純白の天使だよ!!!」
『お前天使ちゃうやろ!』
「はぁ〜?!?!僕のご尊顔を見ろよ!!」
『てか、ちゃうよ!!俺らは』
「知ってる、片翼の双魔、でしょ。」
ニンゲンからは色んな2つ名で呼ばれてるけど、僕らはこれが一番お気に入り。
だって、二人で一つって感じがするでしょ?
『……俺が言おうと思ったのに!!!』
分かりやすく頬を膨らませて腕を組むヒバリ
「…………、」
雲雀の口元に自身の唇を寄せる。
少しだけ、瞳のハイライトが揺れた気がした。
「……ッちゅ゛!!!!!!!」
耳元で爆音投げちゅーをする
僕ってばサイテー。
『はッ?!?!?!いやお前それはやばい?!?』
近づかれたことによって微かに染まっている頬が、本当に本当に
「かわい」
『ぇッ、』
「……ッ冗談だよww可愛くも何ともないわお前なんてw」
あーあ、僕ってビビりだな。
『、ッお前って奴は……!!!』
「でも雲雀って顔は整ってて綺麗なオネーサンみたいだよね、試しにちゅーしていい?」
『………はぁ?!駄目やッ……』
今度こそ、可愛らしい桃色の薄い唇に口を近づける。
あと少し、あと1mm。
【こんばんは~、勇者でーす。】
ピンクブロンドの髪に、赤色のメッシュが目立つ深紅の瞳のガタイが良い…勇者……?
…………悪魔みてーだな。
『ッへ、?!ぇ?!?!//』
「もー、いい所だったのにぃ。」
苛立ちが抑えられない僕とは裏腹に、爆発寸前みたいに顔が真っ赤なヒバリ。
『ッちょ、ニンゲンさん、見、見てたん?!』
【あぇ~?…凪ちゃん、なんの事かわかる?】
《……なんで隠れてるのに話しかけるんですか……》
すぅ、と姿を現す黒髪の男。
なかなかにマイペースな勇者達だな。
勇者たちと言っても、剣じゃなくてナイフだしナギチャン…?と呼ばれた方は僧侶…か?
まあ、別に気づいてたけどね。
『……その、ちゅー…ッしてたの見てた?』
してないのにしたって言っちゃうのおもろw
【あぇ?】 《ッは??!!》
「んふ、バレてなかったのになんで確認しちゃうんだよw」
《……キス…?キス?!?!?!ッ悪魔と悪魔?!カプ名悪悪……?は?》
【凪ちゃんうるさい。……あ、見てなかったよ。】
《……こほん、それにしても随分フランクですね。舐められますよ。》
『此処に来たやつ全員消しとるもん。だからお土産話もなんもできないやろ?』
【あー、なるほどね。】
「そっちこそ、ニンゲンしては怖がらなさすぎなんじゃないの?」
《勇者とは言いましたが正確には勇者のバイトです、普段は何でも屋をしているんですよ。》
【そー、其処で君らを殺せって依頼が来たんだ。】
「その依頼人、君らに死ねって言ってんのと同じじゃないの、w…まあ、請け負う君らもどうかと思うけどね。」
《あなた方は知らないと思いますがこの赤髪のゴリラ、ここら……いや世界で1番強いんですよ。》
【あぇ~……、あ、俺はダズルガーデン。】
なんだか…なんていうか神聖な名前?だな。
《………私は四季凪アキラ、この赤髪はセラフ・ダズルガーデン。》
セラフ………熾天使?人間じゃないのか?
【ちょっと、バラさないでよ。】
セラフがアキラをキッと睨みつける
『どちらかと言うと猫やない?かわえぇなお前。』
あー、コイツ……もうちょっと楽しみたかったのに。
瞬く間にヒバリがセラフの背後に回り込み、頭を ぽん と叩く
【……猫じゃなッ……?!ッぅ、なんか眠…】
その場にセラフが倒れ込む。
《……ちょ、セラ夫?!ちょっと貴方一旦離れなさい!!!》
アキラが杖を振った瞬間、ヒバリがこちらに飛ばされた。転移…いや絶対そうじゃないな、風の魔法か。
カッコよ~。
【……眠いよぉ~。】
当たり前だろ!ヒバリに触れられたらタダじゃ済まないんだから!
……なんか違和感……?
…コイツ寝んの遅くね?
「ちょっとヒバリ、其奴ちゃんと触った?」
『ッいってて、えー゛!!?俺マジで触ったよー?!有り得ねぇ!』
「はぁー?!そんな訳無いだろ!お前もっかい行ってこいよ!!!」
今まで遭遇したことのない状況に驚き、敵の前でギャーギャー騒ぐ
『……ッぁははははww』
「……はぁ、wおっかしwww」
【…ねえ、凪ちゃん】
《なんですか。》
【俺…、・・・・・・・・・・かも】
《はぁ?!?!お前……》
srf side
俺は セラフ 。
そう、その熾天使だよ
それなのに、俺はなんの躊躇いもなく人を殺す悪魔に恋してしまったみたいだ。
悪魔のくせに偽りの無いその笑顔が、美しい。
自分の物にしてしまいたいなんて、悪魔のような考えだと自分でもわかっているのに。
【……欲しい。】
───────
気がついたら目の前で悪魔が倒れていたなんて言う言い訳は、当たり前に通じない。
館から悪魔を連れ去って自分の部屋に寝かせる。手が震える。怖い。
自分が怖い。
こんなに強欲だなんて信じられない。
少し物が動いただけでビクッと身体が震える
初めて人を殺した日の夜を思い出してしまうから、
もしかしたらバレてるんじゃないかって。
白い方の悪魔は殺してない。
本気を出したらきっと俺よりも何倍も強い、そう思ったから。
《……セラ夫。》
ノックがなり、扉越しに声がかけられる
【いいよ。】
《……失礼します。》
《……》
【、?失望したでしょ。出て行ってよ。】
《……》
《………………誰の》
【、ぇ?ごめん……なんて言った?】
《誰のだと思ってんだ、其奴。」
段々と、少しずつ凪ちゃんの身体がさっきの白い悪魔に変わっていく。
【ッ、ぁ……ッ……、ぇ】
「まぁ……セラフを殺したりはしないよ。ヒバリが気に入っちゃったから殺せないし。」
【……殺していいよ、もう死にたいんだよ。】
「…死にたいの?」
まるで普通のことみたいに悪魔がこてんと首を傾げる
【うん。】
「へぇ、じゃ、じゃあね。セラフにとって死が救済なら僕は殺してあげない。悪魔だからね。」
あぁ。
俺って、死ねないんだ。一生
その頃、悪魔達は
「お~い、ヒバリぃ。起きろ~!!!」
『……ん゛ぁ~…、?カナト、っ?』
「そ~だよ、お前のカナトだよ。」
『ん、、っ?俺の……?』
「そぉ……てかお前が僕以外に触れられるの、すごい嫌だった。」
『……ん゛~ッ、おはよ。……そーなん?』
「うん。だからさ、もう閉じ込めちゃおっかな。」
『……ッへ、ッ?』
もわっとヒバリの周辺に煙が拡がる。
『ぁ、ぇ……ッなんか、眠…ッ』
───
ヒバリが目を開けると、牢越しにカナトが見える。
「…もうさ、誰も入って来れないようにしたんだ。お前はこれから僕以外見れないし僕以外に頼れる人もいない。……ヒバリだって、それでいいでしょ。」
『……は、?いい訳ないだろッ!?!』
「…それでいい?答えは。」
獣のようにギラリ、とカナトの目が光る
『ッ俺はお前の物じゃねぇ、し…俺……はッ』
その瞬間、ヒバリの視界が暗転する。
同時にカナトの右眼が蒼白く光り、いつもより何倍も輝きを増した。
「……………ッ、疲れるなぁ…これ。」
『…ぁ、う…カ…ナト、ぅ゛』
「んふ…おはよう、ヒバリ。」
『カナト……大好き、…だい、すき。』
「そっかぁ……♡、僕も大好き。愛してる。」
『すき……大好き、俺も、あいしてる…。』
『……カナト…、だいすき。』
「………………♩️」
kntside
「……」
意思疎通が取れなくなったのは残念だけど、可愛いヒバリが僕の物になって嬉しいな。
大好きだよ、ヒバリ。
僕の、僕だけの
ヒバリ。
コメント
1件
えーッ!?第1話からもうガッツリ感情持ってかれたんですけど!!😭💕 カナトの独占欲ヤバすぎてドキドキが止まらない…「閉じ込めちゃおっかな」のところで背筋ゾクッとしたよ…!完全に愛の重さが違う…!ヒバリとの関係性が「二人で一つ」ってところも尊すぎる…✨ 最後のカナトsideの「僕の、僕だけのヒバリ」で完全にやられた……読んでるこっちが息苦しくなるぐらいの執着がエモすぎる。続きが気になって仕方ない…!!