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「あ〜!!!もう…疲れたぁぁぁぁ!!!」
「本当にお疲れ様です!べるさん!!いつもよりもっとおキレイに見えます!!」
「あっ?マジ!?頑張って良かったかも!!」
こんにちは!べるでーす!!
今!地獄の訓練が終わりましたぁぁぁ!!!
やったぁぁぁぁ!!!
あと、瑠璃ちゃんからもっと綺麗になったって言われて、チョーハッピー!!
トン
…そんな浮かれてる私の肩に、何者かが手を置いてきた……。
「えっ…」
私は一瞬にて、凍りついた。
すごく冷たい手……消えそうな透き通るような白い肌…。
「もしかして………」
この世のものではない人間……?
「べるさ((」
「ギャァァァぁぁぁぁぁ!!!!!!悪霊退散っっ!!!」
私はその手を掴んでぶん殴った……が………
見事に外れた。
あっ、終わった……。
私がそう思った時に、
「べるさん!!これ、…お兄ちゃんです!!」
と、…可愛い可愛い瑠璃ちゃんが言った…。
「えっ…?」
そんなわけないよね〜?だ、だって……!手がすごく白かったんだもん!!そして、冷たい…!そんな事あるわけないよね〜?
ちょっと待てよ…?
…………手洗ったり、外に出てなかったらそうなる可能性も……?
私は恐る恐る、後ろを見た。
そしたら……………
すごく、にっこにこな黒熊サンがいた……。
「えっ、あっ…………」
「べるさん…。罰として、腕たせ伏せ+50回ね」
と、…言った……。
えっ、あっ…………
「やだぁぁぁぁぁ!!!!!」
「あと………言うけど、いつもよりおキレイに見えますって言葉、絶対お世辞だから」
「酷ぉぉぉぉい!!!!」
嘘だと言ってくれ!!!!2つの意味で!!!
ーーーーーーーーーーーー
「し、質問いいですかぁ、、、腕立て終わったので……」
私は死にそうになりながらもあふぇさんに聞いた。
どうしても聞きたいことがあるんだよ……!
「うん、良いよ」
「ありがとう……ございます……。えっと……あふぇさんって…何でそんなに厳しいんですか……?」
と、…私が聞いたら、
一瞬あふぇさんが目をさ迷わせた気がした。
「…………別に厳しくはないけど……。…僕から言えるのは……大切なものを離さないため……かな」
「んん??ちょっと分かんないんですけど!」
私は、さっきのあふぇさんの言った言葉で覚醒して言った。(意味が分からなすぎて!!)
「…………それは良いの。 じゃあ、…次は僕から質問するね。べるさんは、何で最初紅猫師って事を隠してたの」
ん〜?紅猫師…………紅猫師…………。
あっ、、私が今頑張ってる理由はそれか!!
忘れてた!!
「えっとねぇ……紅猫師とかは知らないけどさ……。う〜ん………蝙蝠の家系とかはただ怖がられるから言いたくなかっただけでね……、、、幽霊が見えるっていうのはさ…えっと…………、死んだ人が見えるってことじゃないですか。死んだ人が見える事を言いたくなかったんだよねぇ…」
「えっ?何で?」
ずいずい聞いてきますね!?流石見た目は真っ白、中身は真っ黒、黒熊だね!!……それは置いといて…
「えっと……。これはただ私の考えなんだけどさ………一回また会っちゃったら、、、逆に立ち直れない人が増えると思ったんだよね…」
また、会えるって考えちゃう人もいると思うし……区切りをもうつけようとしてもつけられなくなっちゃうと思うんだよねぇ…。
「ふ〜ん?」
あふぇさんは何か意外そうに頬杖をついている。
「…………じゃあ、…質問。何で、紅猫師って私なの?何で、私があふぇさんの相方(パートナー)なの?何で、この仕事ってしなきゃいけないの?何で幽霊を見えないといけないんですか!?」
私は日に日に溜め込んだ疑問を全て、あふぇさんに突っ込んだ。
「えっ、ええ??えっと……順番に答えていくと、受け継がれてきているものだからさ……仕方ないんだよね。僕だってその蝙蝠の家系の人を探して、相方にならなきゃいけないーっていう使命を持っているんだし。…………次にこの仕事をする理由はね……、、しないと、この世界が幽霊に乗っ取られる……って感じかな?そして……幽霊が見えないといけない理由は………」
そう、…あふぇさんが言おうとした途端ー
バンッッッ!!!!
思いっきりドアが開いた。
「「!!!???」」
私たちはすぐに立ち上がり、戦いの姿勢をとった。(別に、攻撃する気はないんですけどねぇ!!)
が……あふぇさんはすぐに椅子に座りなおした。
「あふぇさーん?!」
「…………べるさん、ちゃんと見て」
あふぇさんは指を指した。
そこには、白髪のふわりって感じの柔らかい雰囲気のツインテールをした、、、、
「えっ、あっ!瑠璃ちゃん!?」
マジですか!?
「はい!そうです!!…………いや、…それは良いんですよ!聞いてください!!」
瑠璃ちゃんは、ワクワクした感じで言った。
「舞踏会に行けるんですってぇぇ!!!!」
瑠璃ちゃんは叫んだ。
「「…………えっ?武闘会?」」
私とあふぇさんは「なにそれぇ?戦うの?」って感じで、瑠璃ちゃんの言葉を繰り返した。
「違います!!舞踏会です!ドレス(タキシード)着て、踊って、ご飯食べるやつです!!」
「えっ…?」
「んっ?」
私たちは顔を見合わせた。
そして、すぐにニヤリとして……
「「べる(あふぇ)さんの、ドレス(タキシード)が見れるんですね!?」」
二人とも、考えることは同じで、からかってやろうと企んでいた。
「お二人さん……すぐに顔と声に出すのやめたほうがいいと思います……」
瑠璃ちゃんはそんな私達を呆れたようにため息まじりに言ったのでした。
…………
「と言うか……!何で舞踏会に行くことになったのでしょうか!?」
私は今更って感じだけど聞いた。
「実はですね、、、クラスメイトからこの券いらないからあげる~って貰ったんですよ……!」
「へぇ…!!良かったねぇ。えっ、でも三枚ももらったんだ?と言うか何で要らなかったんだろ」
「余ったらしいんです!!」
余ったのか!!
「へぇ…。瑠璃、それはもう友達って言って良いんじゃない?」
あふぇさんは、瑠璃ちゃんがクラスメイトって言ったことを疑問に思ったみたい。
「…………いや……そんな私が友達なんて、、、陰キャな私が友達って言えるのは〇〇ちゃんしか居ないんですよ…………」
えっと……〇〇ちゃんっていうのはななっし〜が言うにはアニメのキャラ…………だったはず……。
そして……なんか……すごくななっし〜を見てる気分…。いや…これはもっと、ひどい人見知りか…?
「瑠璃ちゃん……。私たちも友達だからね…?」
一応言っといた。
「えっ?えっと………べるさんは、私の兄の相方にならないといけなくて、、大切な存在なので……友達なんておこがましい関係ではないんです……。そして……多分、私たちってことは…ななっし〜さんとか…さぁーもんさんとかのことだろうと思うんですけど…。全然兄の友達って言う関係です…」
「「えっ?喋ったのに?」」
私たちは、首を傾けた。
「お二人とも陽キャで怖いです…」