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リアスとルーランとリーセの出会い。
※取り敢えずコメントで応援してくれた皆様にありがとうございます。
*
静かな夜。書類に目を通し一通り片付ける。
時計を見ながら行動するのも無理な仕事になってきた。
そして、幹部である自分は軍を整備するために作戦を練る。
すると、何処からか少女がドアをノックし入って来た。
「入って……」
「….幹部!次の仕事出来ました!」
「…仕事?何かあった?」
「はい!どうやら東の王国を攻めるらしいです!」
紹介がまだだった。自分と話しているのは自分の慕う仲間である元、囚人のリーセ。
見つかった時はまだ包帯で目を巻いていたけど、段々と仲良くなってきた。
どうやら軍人を目指してこの職に入ったらしい。
「東の王国….あそこか」
「特に情報は得られませんでしたがあちらの王国の方が確弱かと….」
「分かった….明日攻める」
「承知…!」
一通りの会話を経て東の王国の軍をどれぐらい放り込むか整備する。
面倒だけどやらないといけない。
溜め息だけついて仕事を終わらせた。
*
一応自己紹介しておくと私はリアス幹部の下の者。雪代リーセです。
見ての通り囚人だった私を拾って下さり今軍人に立っています。
元々軍人になるのが夢だったので文句はありません!
だけど、いつも海洋堂リアスさんは元気がなく目を真っ黒….。
女の子っぽいけど声がバリバリのショタ男だったんだけど。え?
まぁ、いいか….。それにて私明日は帰って来るかは分かりません。
死ぬかも知れないからね。
「……♪」
「….何してる」
「あ”ぁぁぁ!?!?」
後ろに居るリアスの気配が分からず思わずめちゃくちゃな奇声を出してしまった….。
正直に言うと自分でも煩かった。
自分でも言う….耳壊れる。
「…..」
「…あ、幹部….」
「もう、出発」
「あ、そうだった!今すぐ行きます!!」
すっかり忘れてたのを気にせず早く支度をした。
私は私なりの力で生き残るから…..
*
「…..」
「へぇ….此処が東の国….」
「油断はするなよ」
「あ、わ、分かりました!!」
取り敢えず、気をぬかす事が一番の毒。
だから、教えてあげた。
それだけ。後は攻める。
後のことはリーセに任せて自分は城の中へと侵入した。
*
「王!!今現在、軍人の一人が此処を向かっています!!」
「……..」
「どうなされますか!」
分からない….。分からない。
どうしていいのかなんてこっちが聞きたい。
突然攻めるって….俺が粗相を犯したのか?
でも、何故….。
「王!!現在こちらに灰色の軍人らしき人が_______」
その瞬間、俺の兵士の上半身がどこかへと消えた。
血飛沫と共に。
その光景に口を開けるしかなかった。
殺した犯人は….「軍人」らしき人。
瞳は光もない黒。髪が長い。女のような顔。
「お前が此処の王?」
「……ぁ」
「….その反応の限りそうらしいな」
そういうと軍人は手っ取り早く提案を出してきた。
「これは、俺の上司からの命令。…..本当は俺の本心じゃない」
「それじゃ….何で攻めて….!」
「…..だから、俺は上司からの命令に刃向かう事にする」
「…..は?」
意味が分からない。
言葉が分からないのか?いや、それだとしても….
「…..来て。死にたくないなら」
手を伸ばす軍人。
「死にたくないなら」…..新たな脅しか。それとも本心か。
どちらでもいい。そんなの
「…..」
俺はそっと軍人の手を握った。
死にたくないのは本当だから。
*
「あ!幹部!…..って誰や!?!?」
「…..東の王」
「….名前はルーラン」
「へぇ….」
こいつもショタやな…..
髪型と性格あって無さすぎひん?
「で、幹部….この王はどうするんです….?」
「取り敢えず、敷地に置く」
「…..は、はぁ?」
「大丈夫。屋敷は汚くはない」
「いや、気にしてるのはそっちじゃ….」
「それじゃあ、さっさと向かいますか」
と言葉と共に軍人の敷地へと忍んだ。
*
「え~、めちゃくちゃ髪長い…」
「お前も言えることか?」
「お前は男だろうが、私は女や」
「まぁ、さっさとしてくれ」
「人使い荒いクソガキだな….」
私は今、このクソガキの世話をしています。
とっっっっっっっても面倒です!
いっそコイツの仕事放り投げて良いかな。
「…..?これは?」
リーセがルーランの髪にお団子カバーを乗せ時、疑問の声がした。
「お団子カバー….貴方東の国何でしょ?だから、これ」
「…..」
無心に鏡を見つめる。
何が良いのか今の私にとっては分からない。
「….気に入った」
「はいはい、上から目線から直せ馬鹿」
「お前ぶっ殺すぞ」
「は?やって見ろや喧嘩上等」
….とクソガキとの戦闘になってしまい後で幹部に怒られました…。
仕事放棄したいぐらいコイツの世話マジで嫌。
正直に言うと死ね。
*
「……..リアス」
「…..何?」
「良いの?これで….」
「….分からない」
「….そう」
俺の隣には紅い髪の白いロリータ服に、目隠しを覆っている女、ノールが居た。
ノールとは昔からの幼馴染。
だけど、もう俺の任務は果たした。
俺は次で仕事を辞める。
申し訳ないが、これは任務だったから。
「…..」
目隠しを覆っているせいで表情は分からないが微かに悲しそうに微笑したのはノール。