テラーノベル
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〜目黒side〜
🖤『・・・・・・・・・・・・・・・。』
気が付いたら俺は光なんて一切届かない真っ暗な場所にいた。
真っ暗すぎて自分が生きているのかさえも分からないし自分の記憶すらこの広い闇の中に消えている・・・。
🖤『・・・・・・っ。』
何があったのか思い出そうとすると頭に激しい痛みが走る。
『・・・何も考える必要なんてない。お前はここに居るだけで十分だ。』
ずっと頭の中に聞こえてくる誰かも分からない声。
記憶がない俺はこの誰だかわからない声が正しいと思うしかなかった。
何も考えずにずっとこの真っ暗な世界に1人で・・・。
🖤『・・・?なんだ?』
目をつぶって座り込んでいたら急に真っ暗な視界が明るくなって眩しくて目を開けた。
光なんて一切届かないはずの真っ暗なところなのに俺の視線の先は小さくて弱々しいけどこの闇の中を明るく照らせるくらいの光が・・・。
🖤『・・・・・・・・・・・・・・・・・・。』
不思議に思いながら静かに座ったままその光を見つめていると何故か心が暖かくなっていくのを感じた。
こんなに強い闇の中なのに優しく照らしてくれる・・・そんな感じだ。
🖤『・・・なんで・・・』
その光を見つめているといつの間にか俺の目から涙が溢れていた。
(めめ!)
🖤『・・・みんな・・・』
・・・光の中から聞こえてきた声を聞いていると俺の記憶が蘇ってきた。
・・・いくら闇に支配されてたからって言ってもみんなののとを忘れるとか最低だ・・・。
『・・・何故無駄だと言うのに我の支配から逃げようとするのだ。・・・貴様たちがどれ程力を付けうとも我の闇には勝てぬというのに。』
暗闇の中で俺の頭に響いていた声・・・ダークキングか。
俺は闇の王に今まで好き勝手支配されていたのか。
🖤『・・・たしかに今はお前に勝てないかもしれないけど俺たちは諦めたりしない!必ずお前を・・・闇を打ち破ってみせる!9人で!』
ダークキングに言葉を返して俺は光に手を伸ばした。
〜向井side〜
目黒(ダークキング)『・・・まだ我と戦えるだけの力が残っていたとはな。』
ボロボロになっとるけど俺とラウールはダークキングと戦い続けとった。
めめはきっと戻ってきてくれる・・・それだけの気持ちで。
それに6人にはもう無理させられへんからな・・・。
・・・やけど自分でも驚いとるんやけどめっちゃ落ちてるんや。
もちろん確信なんてなくて勘やけどめめがもう少しで帰ってきてくれるってそんな感じがあったから・・・
🤍『・・・・・・・・・・・・・・・!』
目黒(ダークキング)『・・・貴様・・・!』
これまで全然ダークキングのスピードについて行けなかったのにラウールはしっかりついて行って攻撃を防いどる。
目黒(ダークキング)『・・・はああああ!』
🧡『はあっ!』
自分の動きについてくるようになったラウールに怒ったのかダークキングが力を込めて闇の光線を放った。
今度は俺が砂を操って闇の光線を飲み込んだ。
目黒(ダークキング)『・・・!どこにそんな力がある!?』
満身創痍なのに互角・・・いや、俺とラウールが押し始めたのはさすがに驚いたらしくてダークキングも驚いとる・・・笑
目黒(ダークキング)『・・・ならば望み通り貴様たちを闇へと送ってやる・・・ゔっ!なんだ!?』
🧡🤍『・・・・・・・・・・・・!!』
めっちゃ不気味な事を呟いとったダークキングやけどその動きが止まった・・・。
・・・何が起きとんのか俺とラウールも動きを止めてダークキングを見つめる。
🖤『・・・みんな・・・!』
🧡🤍『・・・!めめ!』
💛💜❤️🩷💚💙『・・・・・・・・・・・・・・・!』
目の前のめめから聞こえてきためめ本人の声・・・
やっぱり頑張ってくれていた・・・
ダークキングの闇の中なのにて・・・たった1人で・・・
目黒(ダークキング)『・・・貴様、生きていたのか!』
🖤『・・・当たり前だろ・・・!・・・俺の身体を返せ!』
🧡🤍『・・・っ・・・!』
めめの身体から凄まじい闇が広がって 吹っ飛ばされてしまいそうや・・・
まだ目覚めとらんのに全部を吹き飛ばして飲み込んでしまいそうな闇の力をダークキングは持っとるのか・・・。
💛『・・・康二!・・・ラウール!めめに攻撃を打て!』
🤍『・・・え?』
🧡『・・・照兄・・・』
💜『・・・今更悩む事じゃないだろ?・・・それにめめは目の前にいるんだ。・・・光を届けてあげろ。・・・2人の光を・・・』
ずっと優しい言葉をかけてくれてたけどやっぱり6人とも俺とラウールの後悔が消えてへん事を分かっとるんやな・・・
驚いて立ち止まっとった俺とラウールに声をかけてくれた照兄とふっかさんの言葉を聞いて決意を込めた。
めめが戻ってきてくれてめめに攻撃なんてしたくないけど・・・今更迷ったらアカン・・・。
めめは頑張ってくれたんやから最後は助けてあげないと・・・。
🤍『・・・康二くん・・・!』
🧡『行くで!ラウ!』
ラウールと頷きあって攻撃・・・ゃなくて回復する時の光をめめに向けて出した。
俺とラウールのオレンジと白の光とダークキングの闇がぶつかり合って周囲に広がる。
目黒(ダークキング)『・・・まさか我の闇が貴様たちの光に負けようとは。』
🖤『・・・みんな・・・ありがとう。』
最後にダークキングの悔しそうだけどもう諦めがついたような落ち着いた声が聞こえてきてめめの身体から闇の気配が消えていた。
そしてめめは優しく微笑んで感謝を伝えてくれたけどそのまま意識を手放した。
#お悩み相談
yuka
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コメント
1件
うわあ、この第23話、すごく熱かったですね…!目黒くんの真っ暗な孤独の中に、小さな光が差して「みんな」の声が届くシーン、胸がぎゅっとなりました。向井くんとラウールくんが満身創痍でも「めめは戻ってくる」と信じて戦い続ける姿に、もう…。最後に目黒くんが「みんな…ありがとう」って微笑んで意識を手放すところ、涙が出そうになりました。尊いです、本当に。