兄さんとオスマンが満足したところで
ひとらんらんの部屋に向かう。
すると目元に真っ黒な隈を作った
部屋の主、ひとらんらんが居た。
流石に可哀想なので目の前で手を広げると
ハヤブサの如く飛び付いてきた。
「はぁ…癒しぃ…」
「よしよーし」
「此処にはむさ苦しい野郎しか居ないから
紅一点のリンだけが癒しだよ…」
「さて、そんなひとらんらんには褒美をやろう。」
「え、」
「次の島でデートでもするか?」
「え、したい」
「決まりだな。」
私とのデートは毎回争奪戦になるので、
穏便な奴等と出掛けているが
そんな穏便な奴等でさえ、恐怖なので
いつもはレウクラウドかひとらんらん等と
穏便の中の穏便な人と出掛ける。
それが私の中での雄一の癒しである。
今回は疲れているひとらんらんと
デート(という名の買い物)をしてやろう
と私からの褒美として提案をしたのである
「次の島で何がしたいんだ?」
「次の島では”クリスマスイブ”らしいんだ
だから、二人でイルミネーションでも
見に行きたいと思ってたんだよ」
「そりゃあ、良い。」
「でしょ?」
次の島で何をするのか盛り上がり
楽しみ、等とうきうきするひとらんらんは
可愛らしく思えた。
コメント
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( ゚∀゚)・∵. グハッ!!ひとらん尊い…