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蒼「…」
何でこんな事になった?
保「彼女は第1に戻りたくない言うとるんだから、第3の方が良いんとちゃいます?」
鳴「ダメだ、蒼は第1の副隊長にすると決まっている」
何でどっちもにスカウトされとるん??
後ろで第1と第3の隊員が何とも言えない目で見てるから普通にやめて?
収まらなさそうなので、とりあえず新しい隊員に挨拶をする
蒼「…こんな変な会話見せられて溜まったもんじゃないよね」
キ「蒼さん!?」
蒼「やぁ、キコルちゃん。久しぶり」
レ「あなたが伝説の…」
蒼「伝説って、死んでないのに酷くない?」
ちょっともうあいつら放っといた方が早そうだな
蒼「ちょっと遅めの自己紹介だけど、夜月蒼。どの部隊かはあいつらが話し合っている性で決まってない」
カ「よろしくっす!」
レ「よろしくお願いします!」
キ「蒼さんが戻ってきたのね、よろしく」
カ「というか、伝説ってどれぐらいなんだろう_
横からミナが入ってくる
亜「初手解放戦力83%だ」
カ「え!?」
蒼「ちょ、ミナ!?その情報何処から_
亜「鳴海だ」
あいつ一回後でぶん殴っとくか…
亜「そして今の解放戦力は99%、また解放戦力が蒼は跳ね上がるんだが、それが160%」
キ「とても大きい目標ね」
レ「初手からすごいですね…」
第3の隊員から尊敬の眼差しが…
すっげぇ眩しい…
鳴・保「蒼はどっちが良いんだ/や」
急に詰められる
蒼「だから、どっちでも良いって言ってるでしょうが…まぁ、兼任でも良いと思うけど」
長「というと?」
横から現第1部隊副隊長、長谷川エイジが来る
蒼「長谷川さんじゃないっすか〜お久しぶりっす」
長「久しぶりだな、というか、第1と第3の兼任をやるつもりか?」
蒼「そーっすよ」
あいつらに詰め寄られるとどうも断れない…
蒼「私はどっちでも良いんすけど、まぁ…あの人達が」
長「…四ノ宮長官に言ってみよう」
蒼「あざまーす」
ガシッ、と二人の肩を掴む
蒼「はい、喧嘩終わり。兼任しようと思うから長官からの命令を待ちなさい」
保「兼任やと!?」
鳴「なんで兼任_
その瞬間、頬に何かが掠る
蒼「良い度胸やなぁ…鳴海…」
表情はにっこりしているが、目が笑っていない。
目が。
蒼「そんなに不満なら手合わせすれば良いやないか、私と」
勝った方が私を副隊長に出来る、それでいいやろ?と言う
鳴「…上等だ」
保「こっちこそ」
・
有明りんかい基地_
東「鳴海隊長!どうして練習場へ_
鳴「今からこいつと手合わせする」
そう言いながら私の方を指差す
東雲ちゃんとは久しぶりだったから久しぶりやなぁ、と声をかける
鳴「てことで、十秒以内に全員離れろ」
東「攻撃に巻き込まれたくなかったら早く逃げろ!!」
これから簡単な手合わせをやるやけだと言うのに…??
ちゃっかり遠くから四ノ宮長官が見ているのは笑うんやが
まぁ、解放戦力98%と92%のぶつかり合いなんざ巻き込まれるよな
その時_
鳴「隊式銃剣術2式_斬幕砲火」
突然上から攻撃が降ってくる
蒼「不意打ちとか良い度胸やな…ッ!」
ギリギリで躱すが_
保「保科流討伐術2式_交差討ち」
真後ろから攻撃が見える
蒼「…やる気満々やんけ!?」
ドォーンッ、と白い煙幕が立つ
遠くで見ている者達が言う
カ「あれ…生きてるよな?」
レ「バリバリの技ありでしたよね…」
だが、一部の者はこう言う
亜「全然生きているな」
長「あれぐらいだったら生きている」
白煙が開けると_
蒼「君たちどんだけ本気でやってんの…??」
全くの無傷
しかも_
カ「あれが武器か!?」
保科副隊長よりも断然細い刀
しかも一本。
キ「あれは近接専用に過ぎないのよ」
四「あいつはあれで小型から大型まで討伐出来る…まさに防衛隊の未来だ」
蒼「これ、私も本気で行かなあかんやつ…」