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放課後

「いや〜今日も楽しかった〜!!」

「そうですね。楽しかったです。」

「あ、そういえば家来るんだよね?」

「はい」

「オレにはもう大分慣れた?」

「慣れましたよ。」

「良かった〜」

「先輩」

「ん?」

「これ、あげます。」

「…写真?」

「はい。昔、家族で撮った写真です。」

「じゃあアンタが持ってた方が……」

「いえ、いりません。俺にはもう必要ないので。」

「そう?じゃあ貰っとくね。」


「ただいま~」

「お邪魔します」

「おかえり、コウちゃん」

「叶太くん、ゆっくりしていってね。」

「分かりました」


「叶太くん」

「はい」

「コウちゃんから話は叶太くんの聞いたわよ。」

「何かあったら、家に来てね。この家で叶太くんを貰ってあげるから!」

「分かりました…」


「先輩、失礼します。」

「はーい」

「何やってるんですか?」

「ゲーム。やる?」

「じゃあ…少しだけ」


「ゲーム上手だな。」

「昔、父さんとゲームしてた事あったので」

「そうなんだ。」

「あ、写真…飾ってくれたんですね。」

「うん。この飾り方で大丈夫?」

「先輩の好きにしてください」


「あ、そろそろ帰らないと」

「相変わらず早いね。また来なよ。」

「そうですね。来ます。」

ずっと先輩と一緒いたい

先輩といた方が俺は幸せな気がする。

いつからこう思えてるんだろう。

いつから先輩の事が好きになったんだろう。

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